闘病記〜検査入院・自宅療養〜

今回は、全記事で書いた人生観がバチっと変わった話。自宅療養中の生活について書こうと思う。

検査入院から約1ヶ月。やっと検査結果が出た。検査の結果が難病で生まれて初めて、自分の人生と向き合った。

自分はこのまま死んで後悔はないか。今まで関わってくれていた人、家族に恩返しは出来たのか。
自問自答した結果はNO!
なにひとつ成し遂げられていなかった。
と、同時に人生において時間は有限であると強く思えた。

その瞬間から変わった。

まず、今ドナーへは、元気に復活する事と、お金というツールを使って恩返ししようと考えた。
そして、同時に同病で応援してくれている人、一緒に悩んでいる人々へ勇気を与えられる事もないかも同時に考えた。
そして出た結果が、チャリティーTシャツで想いを売る事だった。
ブランド名はEND AA.
再生不良性貧血(AA)を終わらせる。ピリオドを打つ。という意味だ。
他にも想いは沢山ある。下記のURLから閲覧可能だ。

https://endaa.thebase.in/about

他にも何かにチャレンジをしようと思い、前から興味があったeスポーツの大会に出場した。
退院して直ぐにゲーム機を購入。10日後には大会に出場していた。

入院中、自宅療養中にと様々な事を行い周りからは驚かれたと同時に、イキイキしているようにも見えたようだ。
制限こそあったが楽しかった。

週一回の輸血、Tシャツの受発注、ゲーム、読書、そんな生活を送っていた。

突然ある方から声をかけてもらった。
それは岩手eスポーツ協会の会長さんからだった。
11月に岩手最大のeスポーツイベントがあるからよかったらスピーチをどうか?という内容だった。
多くのことに伝えたい事が沢山あったので、はい!と即答した。
この企画を会長さんへ推薦してくれたのは、高校の同級生のコスプレイヤーさんだった。本当にありがたい。

講演の題名は「障害とeスポーツ」だった
eスポーツの素晴らしさ、自分の病気のこと、ヘルプマークについて話した。
貴重な体験ができたし、応援してくれる人も増えたように感じた。
感謝しかない。

人生は一度きり
チャレンジするものに人はついてくる
原動力は感謝から

次回は移植の様子について書こうと思う。

闘病生活は今日も続く。

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