マガジンのカバー画像

サカキシンイチロウのおいしい手帖

426
おいしいお店。おいしい料理。 愛着があってずっとこのままでいてほしいなぁ…、と心から思える宝物みたいなお店や料理を紹介します。
運営しているクリエイター

#おむすび

おむすびにエスプレッソトニック

「おにぎりリッツボンで遅めの朝食、早めのランチ。 いつものようにおむすび2個。梅とスパムをお願いし、たまご焼き2個、唐揚げも2個。お味噌汁の小さなサイズくぉもらって今日のひと揃え。 お店を開けたばかりの時間。 それでカウンターの上に焼けたばかりのたまご焼き。色白さんが塩っぱいの、色黒さんが甘いのでいつものようにこんがり焦げた甘いたまご焼きを2個もらう。 たまご焼きの甘い香りと一緒に待ちます。 それにしても昨日から今日にかけての東京は風が強くて怖いほど。向かい風の中で息が身

定食屋さんのおむすびはひと味違う

昼におむすび。池袋の駅の反対側にある「定食美松」までテクリと歩く。 開店時間の10分ほど前についたらお店の前には小さな行列。 ずっとこんなことなんてなかったのに、ちょっとビックリ。 ふたりづれの若い女性が何組か。おむすびブームがこのお店までじんわりにじみ出してきているのでありましょう。 開店時間のちょっと前にのれんが下がり、お待たせしましたってお店が開く。 なんとか一巡目にすべりこめカウンターの隅をもらう。 「ご注文がお決まりの方からうかがいます」っていうのですかさず注文し

おむすび2個に甘辛のたまご焼き

昼に「定食美松」でおむすび。 店名に「定食」とある通り、定食メニューが豊富揃うお店ではある。 けれど店の入口には「結び」の看板。レジのところにおむすびの並ぶショーケースが置いてあって、お店で食べればにぎりたてを作ってくれる。 それがしみじみおいしくて、ボクにとってはおむすびの店。 しあわせな気持ちにさせてもらえるお店です。 それはおそらくおむすび屋さん全般に言えること。いやいや、バカみたいな行列と無縁のおむすび屋さんと訂正しとこう。そこ、大切なとこだから(笑)。 人気のお

teishoku美松でおむすび2個に甘い卵焼き

池袋に来たから昼をキッチンチェックで…、と思って開店ちょっと前にお店に行ってみた。 そしたら尋常でない行列ができててあっさりあきらめる。 なにかに紹介されたか、どこかでバズっているのでしょうネ。 最近、突然行列ができ、しばらくするとその行列が嘘のようになくなるようなことがよくある。 業界がなにものかの手で右往左往していると思うとちょっとやな感じ。 かわりにおいしいおむすびを食べに行こうと「美松」に歩く。 表通りから今の場所に移転したのが3年前。それまでは行列が絶えない店だ

おむすび2個にうるめいわしに卵焼き

ひさしぶりに「美松」のおむすびを食べたくなって池袋までくる。 思い出の中のナンバーワンおむすびは「おむす人」。今あるおむすび屋さんで好きなおむすびはこの美松。 最近、ちょっとしたおむすびブームのようでいろんなところにお店ができる。できると行って試してみるけど、ここやおひつ膳田んぼのおむすびを超えるおむすびには出会えない。 ボクの好みもあるのだろうけど、お店の雰囲気や品揃えも含めてここはオキニイリ。 大きな暖簾に「結び」の文字の小さな看板。マーク・ロスコ風の看板や絵が店頭、

おむすび、唐揚げ、卵焼き!おじさんボーイのオキニイリ

今年の夏のカレンダーは変則的。オリンピックの開会式にあわせるかたちで明日から4連休になってしまう。 それに気づいたのが一昨日のコト。 月末の〆日近くの連休に、慌てて今日一日で経理仕事をひたすらこなす。 ひと段落して昼ごはん。オキニイリの店でのんびり過ごそうとおむすびスタンド、リッツボンにする。 おむすびがおいしいことを売り物にしたお店は増えた。テイクアウトに適した料理ということもあって、コロナ以降に特に増えてる。 オキニイリのお店もいくつかあるけど、そのオキニイリの理由がそ

朝の田んぼのにぎりたて

朝の田んぼにやってくる。 代々木の駅からまっすぐまっすぐ西に向かって歩いたところ。 青山にもある。西新宿にもお店はあってどこもそれぞれ独特の風情があるけど、ボクはここのお店が一番好き。 こじんまりしていて、お店のどこに座っても厨房の様子や気配が伝わってくる。 威張りや気取り、気負いなどとは無縁の気軽な空間。 お店の人のにこやかなところもオキニイリ。 しかも数ヶ月前から朝食営業をはじめてて、そう言えばこの店って朝の空気がぴったりな店。そう思って最近たまに朝に来ている。案外、

ぼんごのおにぎり、テイクアウトも大人気!

新宿駅から山手線で北に向かって大塚にくる。 先日、友人と話をしていたら「ぼんご」の話にたまたまなって、行ってみたいけど機会がなくて…、っていうのでそれなら付き合いましょうとそれでわざわざやってくる。 何かをどこかで食べるために、わざわざ電車にのって移動するのはひさしぶり。 ひとりじゃなかなかそういう元気が湧いてこない。 もつべきものは友であります…、ありがたい。 おむすびの専門店です。カウンターだけ。そのカウンターの中に厨房。厨房と客席の間に仕切りのようにショーケースが設

美松のはなれでおむすびを2個

朝に続いて池袋で昼。「美松はなれ」にやってくる。 好きな店です。オキニイリ。 近所に本店の「Teishoku美松」がある。メニューも豊富な定食店でこの離れはおむすびがメインと役割分担が決まってた。 ところが今月末で本店が閉店。はなれに合流してココがあらたなTeishoku美松になるんだという。 窓が大きく空気が明るいこのお店。おむすびのテイクアウトコーナーもあり、その分、厨房が大きく広くて空間のびやか。 カウンター席だけのお店で、座ると調理の様子が見える。自分が食べる料理が

+8

美松はなれでおむすびという完全料理を堪能す…。