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コーポレートインフラエンジニア , Nagoya , Japan. IT-BCP ,…

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コーポレートインフラエンジニア , Nagoya , Japan. IT-BCP , Enterprise Storage , Backup Solution , Data Center , 3DCAD Workstation , PBX.

マガジン

  • コロナ禍時代の働き方

    在宅勤務、リモートワーク/テレワーク、コロナ禍時代、働き方改革

  • 情シスのお仕事

    情シス、社内情シス、サーバー、データーセンター、クラウド、バックアップ、DR、BCP、IT-BCP

  • ITを活用した高齢者見守り

    IT、ICT、高齢者、迷惑電話、オレオレ詐欺、固定電話、迷惑ブロックサービス、特殊詐欺、迷惑電話防止電話機

  • Microsoft 365による社内情報共有

    Microsoft 365、Office 365、ファイルサーバ、情報共有、コミュニケーション、社内SNS

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働くという楽しみを味わう人生について

子供の頃、「将来なりたい職業は?」と聞かれたら、多くの人が専門職と呼ばれるような職業を答えたのではないでしょうか。スポーツ選手、パティシエ、科学者、歌手、イラストレーターなど、キラキラと輝く夢のような職業への憧憬は、誰もが一度は抱いたことがあるでしょう。 しかし、現実はどうかというと、(推定)8割以上の人がどこかかしらの会社の事務職に就き、専門性を活かした仕事をしている人はごく少数です。50年以上前の時代と比べても、この状況は大きく変わっていません。 私は、このギャップに

    • リモートワークを問題なく行うために本当に必要な条件とは

      リモートワークは、オフィス以外の場所で働くことを指す言葉で、新型コロナウイルスの感染拡大により急速に普及してきた働き方です。 リモートワークには、企業や従業員にとって様々なメリットがあります。例えば、以下のようなものが挙げられます。 人材の確保や離職率の低下 コストの削減 事業継続性の向上 企業ブランドの向上 通勤の必要がない モチベーションや生産性の向上 ワークライフバランス満足度の向上 しかし、リモートワークにはデメリットもあります。例えば、以下のような

      • コロナ禍以降に持ち上がる働き方改革が進まない

        社内情シスに属する自分の身近な話をする。「働き方改革」「新しい日常」などという言葉が昨年の春頃から断続的に飛び交っていたが、徐々にトーンダウンしていき、いつのまにか誰もその言葉を口にしなくなっていった。うまくいかなかった理由と、どういう道筋で考えるべきだったかをまとめてみる。今後の課題として、自分のためにメモした内容である。 うまくいかなかった理由うまく話が進まなかったのは、大きく2つの理由があったと考えている。 1.目指すべきゴール(Why)が実は共有できていない 各階

        • 在宅勤務からリモートワークへ転換できるか

          要旨コロナ禍(2020年10月時点)において、情シスという立場で社員の働き方についての考えをまとめる。 「在宅勤務」という固定概念から動けない会社はいずれその特別措置を終わらせる在宅勤務が強制的に始まった時に「これは良い!新しい働き方だ!」という印象を受けた人は多いと思う。会社側の強制指示ということもあり、デメリットが見えにくくなり、メリットだけが際立ったはずである。 しかしこの先、例えば半年後頃にコロナ感染者数が激減していく過程のなかで、(多くの会社において)この「在宅

        • 固定された記事

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        • リモートワークを問題なく行うために本当に必要な条件とは

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        • 在宅勤務からリモートワークへ転換できるか

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        記事

          時間と場所から解き放たれて働く

          要旨withコロナ、アフターコロナの働き方を社内情シスで議論していく過程で、私の中でたどり着いた考えをまとめてみる。 何を目指すべきかを考え直すwithコロナ、afterコロナの働き方として何を目指すべきかを社内で始めた。価値観、仕事感、職種も違う情シスメンバが集まり、それぞれの思いを語る。その結果、ワードがたくさんあふれかえり、その中の総和をとって結論を出そうとしてきたわけだが、うまくまとまらないし、行き詰まり感がある。少々軌道修正したほうがいいかと考え始めている。 当

          時間と場所から解き放たれて働く

          「共に暮す」を物理的な距離を超えて実現する

          要点離れて暮らす親を見守るためにやっていることの紹介である。一人暮らしの親を守るためには暮らしぶり(状況)を共有することが必要だとわかってきて、それをどのように実現しているかについて紹介する。「共に暮す」という体験を(物理的な距離を超えて)どのように実現するかが鍵となる。 高齢者は本当のことをうまく言えない、言わない高齢者は本当のことをうまく言えない。あえて言わないこともある。このことに気づいてから、親の見守り方(介護)について、今までの自分の考えを改めることになった。

          「共に暮す」を物理的な距離を超えて実現する

          離れて暮らす親を見守るためにテクノロジーで解決したこと

          要旨離れて暮らす親を見守るためにテクノロジーを使って解決したいくつかを紹介する。「双方向通話が可能なネットワークカメラ」と「迷惑電話ブロック機能の固定電話」が現時点では大きな効果を発揮しており、この2つを中心に紹介する。 目指していること80歳を超えた高齢の両親を遠方からサポートしている。実家から車で1時間位の離れた距離に私が住んでおり、週末や平日の時間を見つけて実家を訪れ、買い物や身の回りの世話、お金の管理などをサポートする。 さまざまな事情があり、同居はしていない。そ

          離れて暮らす親を見守るためにテクノロジーで解決したこと

          コロナ禍で起きた情シスとしての価値観の変化

          コロナ禍で自分の価値観が変わっていくのを感じており、そのことを書いてみる。 地元に気持ちが帰っていく 在宅勤務が多くなると「お昼どうしよう?」が最初にぶち当たる課題だった。会社には食堂があって、それがあたりまえになっていたので。在宅勤務は家からほとんど出なくなるので、気分転換も兼ねて、近所のごはん屋さんを散策した。そしたら、近所に良い感じのうどん屋さんを発見。店長も私と同じ年くらいで、脱サラしてうどん屋さんを始めたらしく、いろいろ話も盛り上がり、常連入りとなった。在宅勤務期

          コロナ禍で起きた情シスとしての価値観の変化

          withコロナをWhy-What-Howで考える

          要旨コロナ影響下の中で、事業継続に貢献することを求められる情シスが何を考え、何をなすべきかをまとめた。 その議論は誰目線?情シス内でも「新しい働き方への提案」という謎テーマの議論が始まっているが、どうも話のゴールが見えない。議論しがちな論点は在宅勤務時の不満点の羅列。 従業員視点では、自身の仕事のパフォーマンスを出すために足りないもの(会社にあって自宅に無いもの)に意識が向かっているのだろうが、経営者の視点は違う。事業継続だ。 (私の組織では)情シス内での議論のゴールは経

          withコロナをWhy-What-Howで考える

          在宅勤務が当たり前に選べる社会

          在宅勤務について、従業員・経営層のそれぞれの目線でどう見えているか。どういう社会になっていくべきか。そんなことを書いてみる。 成果主義になっているかどうか一部のスタートアップ企業を除く日本の多くの企業は、働いた時間に対して対価を払う雇用形態がベースにあり、成果主義にはなっていない。メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用への変革が、在宅勤務という働き方を支える土台としては必須だと思う。 雇用形態を変えずに在宅勤務という働き方を実現しようとすると、さまざまな局面でハレーションが

          在宅勤務が当たり前に選べる社会

          情シスとしてニューノーマルの定義にどう関わるか

          社内情シスの立場として、新型コロナで突貫工事での在宅勤務が一段落ついた今、あらためて次のフェーズで考えていかなければならないことをまとめてみた。 社内では「ニューノーマルをどうするか?」という議論も始まっている。情シスとしては、どうなるかという他人任せの視点ではなく「現状の情報システムではなぜダメで、それをどうするか」という課題を明確に意識した改善策であるべきと思っている。 ニューノーマル?「ニューノーマル」「働き方改革」などというワードは、社内で湧き上がるチャレンジで失

          情シスとしてニューノーマルの定義にどう関わるか

          「従業員が生産性を落とさずに働く」という視点

          コロナ影響後、在宅勤務率が高まったことを受けてインフラに追加で投資した費用を整理している(社内の関係各所に報告用)。報告内容は、コスト(いくら増えたか)とインフラカバー率(必要な人に行き渡ったか)がメインだ。しかし、これだけではある視点が欠けている。生産性という視点だ。そのことについてまとめた。 本記事の要点製造業である自社は、新型コロナ以降、業績が変動している(落ちている)はずだが、その業績の変動について、経営層はデータを見たがっている。働き方の変化(働く場所の変化)とど

          「従業員が生産性を落とさずに働く」という視点

          家電量販店での体験で想像したサジェスチョン機能のこと

          要旨外出自粛要請により、何か月も自宅付近での生活を過ごしてきたわけだが、緊急事態宣言も解けたため、久しぶりに駅前の家電量販店に出かけてみた。その時に感じた「リアル店舗(家電量販店)で物を買う」時の体験を書く。「あなたにとって最適な商品はこちら」という(売り手が売りたいものを押し付けるのではない)真のサジェスチョン機能は、オンライン・オフラインに関わらず求められていて実現してほしい。社内情シスにもそういう機能に需要がある。 駅前の家電量販店に行ってみた 外出自粛中は、いつも以

          家電量販店での体験で想像したサジェスチョン機能のこと

          新型コロナへの情シスの取り組み第2章

          製造業で情シス(主にインフラ担当)の私が、現時点(2020年5月中旬)で、企業が行う新型コロナ対策について考えたことをまとめる。ここまでの流れが第1章だとすれば、ここで終わりではなく、次の波への準備・防御が必要になるという意味で、第2章の始まりと認識をしている。 営業拠点と開発・工場拠点の差が大きく開いた営業拠点(全国)を全員在宅勤務とし、3月~5月まで稼働させることができた。個人的にはこれは驚くべきことであり(社内でも)「やればできるじゃん」という評価だった(もっと混乱が

          新型コロナへの情シスの取り組み第2章

          リモートワーク時代に問われるコミュ力

          在宅勤務やリモートワーク時代には、コミュ力(コミュニケーション能力)が非常に重要になってくる。コミュ力の差が、リモートワークでのパフォーマンスの差に直結すると考えるからだ。その理由と、どのような力が必要になるのかをまとめた。 五感が使えない状態で行うコミュニケーションが前提となるからコミュ力が重要になってくる理由は、コミュニケーションで使える感覚が限定されるため、1点の感覚に頭を総動員する必要があるから。複数の感覚でなんとなくやっていた部分を、限られた感覚だけを頼りに頭を回

          リモートワーク時代に問われるコミュ力

          在宅勤務でパフォーマンスを出すために情シスがサポートするべきこと

          情シスの仕事は、社内の在宅勤務用のインフラが用意できればそこで終わりだろうか?私は、第2波と呼べる波に備える準備が必要だと考えている。それは、パフォーマンスを最大化するための運用設計が必要になることを指しており、主に情報共有の仕方が焦点になってくると考えている。 1.自社の在宅勤務インフラのカバー率自社は製造業である。東京を含む営業拠点が全国にあり、工場を含む開発拠点が愛知県にある。営業拠点のメンバはほぼ100%在宅勤務を行っているが、愛知県の工場を含む開発拠点は実感として

          在宅勤務でパフォーマンスを出すために情シスがサポートするべきこと