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コロナ禍以降に持ち上がる働き方改革が進まない
社内情シスに属する自分の身近な話をする。「働き方改革」「新しい日常」などという言葉が昨年の春頃から断続的に飛び交っていたが、徐々にトーンダウンしていき、いつのまにか誰もその言葉を口にしなくなっていった。うまくいかなかった理由と、どういう道筋で考えるべきだったかをまとめてみる。今後の課題として、自分のためにメモした内容である。
うまくいかなかった理由うまく話が進まなかったのは、大きく2つの理由があ
在宅勤務からリモートワークへ転換できるか
要旨コロナ禍(2020年10月時点)において、情シスという立場で社員の働き方についての考えをまとめる。
「在宅勤務」という固定概念から動けない会社はいずれその特別措置を終わらせる在宅勤務が強制的に始まった時に「これは良い!新しい働き方だ!」という印象を受けた人は多いと思う。会社側の強制指示ということもあり、デメリットが見えにくくなり、メリットだけが際立ったはずである。
しかしこの先、例えば半年
時間と場所から解き放たれて働く
要旨withコロナ、アフターコロナの働き方を社内情シスで議論していく過程で、私の中でたどり着いた考えをまとめてみる。
何を目指すべきかを考え直すwithコロナ、afterコロナの働き方として何を目指すべきかを社内で始めた。価値観、仕事感、職種も違う情シスメンバが集まり、それぞれの思いを語る。その結果、ワードがたくさんあふれかえり、その中の総和をとって結論を出そうとしてきたわけだが、うまくまとまら
離れて暮らす親を見守るためにテクノロジーで解決したこと
要旨離れて暮らす親を見守るためにテクノロジーを使って解決したいくつかを紹介する。「双方向通話が可能なネットワークカメラ」と「迷惑電話ブロック機能の固定電話」が現時点では大きな効果を発揮しており、この2つを中心に紹介する。
目指していること80歳を超えた高齢の両親を遠方からサポートしている。実家から車で1時間位の離れた距離に私が住んでおり、週末や平日の時間を見つけて実家を訪れ、買い物や身の回りの世
コロナ禍で起きた情シスとしての価値観の変化
コロナ禍で自分の価値観が変わっていくのを感じており、そのことを書いてみる。
地元に気持ちが帰っていく
在宅勤務が多くなると「お昼どうしよう?」が最初にぶち当たる課題だった。会社には食堂があって、それがあたりまえになっていたので。在宅勤務は家からほとんど出なくなるので、気分転換も兼ねて、近所のごはん屋さんを散策した。そしたら、近所に良い感じのうどん屋さんを発見。店長も私と同じ年くらいで、脱サラして
在宅勤務が当たり前に選べる社会
在宅勤務について、従業員・経営層のそれぞれの目線でどう見えているか。どういう社会になっていくべきか。そんなことを書いてみる。
成果主義になっているかどうか一部のスタートアップ企業を除く日本の多くの企業は、働いた時間に対して対価を払う雇用形態がベースにあり、成果主義にはなっていない。メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用への変革が、在宅勤務という働き方を支える土台としては必須だと思う。
雇用形態を
情シスとしてニューノーマルの定義にどう関わるか
社内情シスの立場として、新型コロナで突貫工事での在宅勤務が一段落ついた今、あらためて次のフェーズで考えていかなければならないことをまとめてみた。
社内では「ニューノーマルをどうするか?」という議論も始まっている。情シスとしては、どうなるかという他人任せの視点ではなく「現状の情報システムではなぜダメで、それをどうするか」という課題を明確に意識した改善策であるべきと思っている。
ニューノーマル?「
「従業員が生産性を落とさずに働く」という視点
コロナ影響後、在宅勤務率が高まったことを受けてインフラに追加で投資した費用を整理している(社内の関係各所に報告用)。報告内容は、コスト(いくら増えたか)とインフラカバー率(必要な人に行き渡ったか)がメインだ。しかし、これだけではある視点が欠けている。生産性という視点だ。そのことについてまとめた。
本記事の要点製造業である自社は、新型コロナ以降、業績が変動している(落ちている)はずだが、その業績の
家電量販店での体験で想像したサジェスチョン機能のこと
要旨外出自粛要請により、何か月も自宅付近での生活を過ごしてきたわけだが、緊急事態宣言も解けたため、久しぶりに駅前の家電量販店に出かけてみた。その時に感じた「リアル店舗(家電量販店)で物を買う」時の体験を書く。「あなたにとって最適な商品はこちら」という(売り手が売りたいものを押し付けるのではない)真のサジェスチョン機能は、オンライン・オフラインに関わらず求められていて実現してほしい。社内情シスにもそ
もっとみる新型コロナへの情シスの取り組み第2章
製造業で情シス(主にインフラ担当)の私が、現時点(2020年5月中旬)で、企業が行う新型コロナ対策について考えたことをまとめる。ここまでの流れが第1章だとすれば、ここで終わりではなく、次の波への準備・防御が必要になるという意味で、第2章の始まりと認識をしている。
営業拠点と開発・工場拠点の差が大きく開いた営業拠点(全国)を全員在宅勤務とし、3月~5月まで稼働させることができた。個人的にはこれは驚