見出し画像

【サービス論】サービスでは選択肢を提示するけど・・・ にんにく不使用の餃子は譲らへんで

昨日の投稿で、サービスでは、できるだけ選択肢を提示するほうがお客さんに寄り添っているというようなことを述べた。

しかし、メニューについては、お客さんに寄り添わず、自店舗のスタンスを貫くことが必要だと考えている。

餃子酒場 満太郎の餃子は、にんにく不使用だけど、パンチあり。
お客さんから、「餃子は、にんにくを入れないとあかんやろ~」「にんにく入りの餃子が欲しい~」と言われたことは、1度や2度ではない。

実際に、にんにくチューブを用意しておいて、にんにく欲しければ、こちらをお使いください、と小皿に、にんにくを盛って提供していたこともあった。

けど、今では、絶対にしない。

お客さんと会話する中で、勉強させてもらい、メニュー開発につながることなど沢山あるが、「店のコンセプト」は崩してはいけない。なんでも屋さんになってはいけない。

餃子酒場 満太郎には、にんにく不使用の餃子を使っているので、翌日のにおいを気にせず食べられることがストロングポイントである。

会社員やサービス業の方に可愛がっていただいている。
「この店の餃子。にんにく使ってないのに、うまいんやで~」と常連さんが、新規のお客さんを連れてきてくれることが多い。

これが「にんにく ありorなし」を選べたら、「にんにくをつかっていないのに」の印象が薄まってしまう。
美味しいかどうかではなく、店が選ばれ際の、きっかけづくり、印象付けには、今のご時世、専門店色を使うべきとと思う。

今の僕は、「にんにくを使っている餃子を食べたければ、他のお店に行かれたほうが良いと思います」というスタンスである。

こんな、とんがった論を展開していてるが、その昔、僕はこの手の話で沢山の失敗をしている。

明日は、お客さんの要望を叶えていった、僕の失敗談について投稿してみることにする。うーん、苦い思い出・・・(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?