ええ歳の取り方~ばあちゃんから学ぶ~

85歳になる、父の母親。僕にとっては、ばあちゃんに、嫁さんと息子を連れて会いに行ってきた。自宅から車で一時間ほどの距離。

正月以来だから、半年ぶり。コロナのために、行くことを自粛していた。

滞在時間は小一時間。
その中で、ニコニコしながら言った、ばあちゃんの一言が、ものすごく心に刺さった。

「今、ほんまに幸せやわ~」

話をしていると、周囲への感謝という言葉が良く出てくる。
「周りに助けてもらってばかりいる」と・・・。

例を一つ。
最近になって、ばあちゃんは腰を悪くして歩行器なしでは歩けない。
重たい荷物の買い物ができない。
そうすると、近所の人が、お米を買ってきてくれたりするらしい。
そのほか、色々。周りが助けてくれることが多いと。

僕の知っている、ばあちゃんは、周りへのお節介焼きというか、お世話するのが好きだった人。

誤解を恐れずに言うと、たくさん人に与えてきた人。
見返りを求めて、人に与えてきたわけではないと思うが、周りのために動い人が、その後、周りに助けられているという風に映った。
そして、そのことに純粋に感謝している。

素敵やなぁと思った。

僕には・・・
まずは相手の為になることをする。
そして、相手に喜んでもらうことが、自分の喜びになるという信条がある。

会社経営でもプライベートでも同じこと。

相手の勝ちを自分の勝ちとする「Win-Win」を意識している。

自分だけが負ける「Lose-Win」でもダメ。
あくまで「Win-Win」。
ここは難しいところやけど・・・。

僕も、85歳になったとき・・・
愚痴をこぼさず、笑顔で「今、ほんまに幸せやな~」といえるような人生を積み重ねていきたい。

85歳のばあちゃん 38歳の僕 2歳の息子

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