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僕の命の恩人・こしのりょうという漫画家について

独立してもうすぐ2年。

臨床を出て、ビジネスの世界で予防医療をする!!
感情の大切さを伝えるために認知行動療法の事業をする!!

そう心に決めて飛び出したけど、一向にうまくいかなかった。

結婚して、子供が生まれたばかりなのに、自分の夢ばかり追いかけて、妻には迷惑をかけっぱなしだった。

自分はやっぱりビジネスの分野ではダメなんじゃないか、、、、

そんな風に毎日自分を責めて、心がボロボロで、諦めけていた時に、

コルクラボというコミュニティーで

漫画家のこしのりょうに出会った。


ドラマにもなった「ナースあおい」を全巻読んでいて、

救命救急医を描いた「Dr.アシュラ」も全巻読んでいた。

どれも大好きな漫画だった。


まさか、そんなずっと大好きだった漫画を描いている漫画家さんに会えるなんて、、、、

嬉しさと、喜びと、興奮と、混乱と、いろんな感情を抑えきれなくなって、

「こっしーの漫画はどれもすごく好きで、、、、あーで、こーで、そーで!!」

「1000冊以上ビジネス書も読んでるし、経営者でセミナー、ビジネスセミナーも数えられないくらい参加してきたけど、こっしーの漫画ほど本質が学べる漫画はない、すごすぎるよ!」

みたいなことを口早に、話しまくったように思う。

(コルクラボは、タメ語を推奨しているので、タメ語)


そして、ある日、今度一緒にご飯を食べようとなった。

まさか、会えるだけでも奇跡かと思っていたのに、2人でご飯を食べれるなんて、、、、

どんなにこの興奮を伝えようと思っても伝えられない気がする。
(小説家はすごいと本当に思う。)


嬉しすぎて、

一緒にご飯をするまでの1ヶ月間、こっしーのことばっかり考えていたように思う。


あんなすごい漫画を描けるのに、

売れていないことにすごく悩んでいると言っていた。

そんな風に自分の弱みや状況を話してくれるなんて驚きだった。


いつの間にか『こっしーのことを応援したい。』

そう思っていた。

そんな風に誰かのことを心から応援したい

そう思えたのは妻以外で初めてだった。


そんな気持ち悪い思いを持っていたとはきっと、こっしーは知らないけれど、、、

そんな風にこっしーのことを思い、

これまで学んできた知識と経験を全てフル活用して、

事前にこっしーのために作っていた「漫画家に活かす認知行動療法 〜15年以上漫画家として幸せに活躍するために〜」についての講義スライドを見せたり、

三田紀房さんや安野モヨコさんがなぜ売れ続けているのか、

小山宙哉さんとの違い、こっしーとの違いなど

漫画や漫画家、漫画業界についてまとめていたことを

2時間ほどでいろんなことを話した。


そうすると、

彼が「仕事として相談にのってもらいたい」と言ってくれた。

15年以上漫画の世界で活躍する、ずっと大好きだった人から、仕事をお願いされるなんて、

しかも

「10万円払いたい、けど今はそれだけ払えない、それでもよければお願いしたい。」

とまで言ってくれた。

お金なんかいらないと思い、好きでやっていただけだったから、喜びより驚きが大きかった。

けど、その言葉は自分に自信がなかった僕の心に喜びだけでなく、安心を満たしてくれた。

心がボロボロだったときに、自分に価値があると思い直させてくれた。

毎月こっしーと仕事として対話していく中で、自分を信じることができていった。


夢を諦めようとしていた僕の、命の恩人だと思っている。

そして、まだ読んだことがなかった

彼の描いた訪問医療の漫画「町医者ジャンボ」を読んだら、

どの巻でも心を動かされ、涙してしまっていた。

『一度病院を出たから、絶対に現場には戻らない』

とそう決めていたのに

訪問看護ならば戻ってみてもいいかもしれない。

そんな風に思え、週1で訪問看護をすることにした。

自分は天狗になっていたことに気づいたり、現場の看護師さんも好きだし、患者さんも好きだということが改めてわかった。


そして、

「僕はやっぱり『看護』が好きだったんだ。」

僕の本質は「看護師」、「ナース」だということに、こっしーが、彼の作品が教えてくれた。

軸足を医療の現場においた事で、最近いろんなことがうまく回り始めている。


ずっと僕のやっている事業をうまく言葉にすることができなかったけれど

コルクラボに入って、こっしーに出会って、医療に軸足をおき始めて

僕のやっている事業は「心に寄り添う」感情産業だと言えるようになった。


どれも全て、こっしーと出会ったことがきっかけと言っていいと思う。

そんな友人でもあり、仕事仲間でもあり、命の恩人でもある、

こっしーが

やっぱりナースの仕事きらいじゃないし、ときどきはなうた歌うし。

という医療漫画を発売した。


医療関係者にはもちろんオススメ。
(彼の漫画を教科書にして事例検討や、研修をいま企画しているくらい)


僕はNews Picksでおすすめピッカーをしていたこともあるのだけど、

そこで伝えていたメッセージの本質は、全てこっしーの作品にも散りばめられていると感じた。

ビジネス分野の人にもきっとオススメの漫画だと思う。

よかったら、読んでみてもらえると嬉しい。


最後までお読みいただきありがとうございます。


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