ドローイングのレイアウト
5月に個展の予定の柳沢画廊で相談しながら、作品をどう飾るかの方向性を確認。
事前にある程度大きめの作品を画廊へ持っていってもらい、それを柳沢さんに額装して頂きました。小さなドローイングも70点以上あるので、個展の際には大きめの、ガラスなしの箱額に、何点かずつ入れレイアウトをしようという事になりました。
その配置の相談の日を決め集合。撮影をお願いしている方にも来てもらいました。
自分は描くだけ描いてから、それらをどうしようか相談というパターンが、この地元の画廊では多い。上手く編集して頂けるだろうな、という安心感があるからなのです。
箱額の配置は、まずテーマ毎にざっくりと自分が分け、柳沢さんがその中から数点自然に並べてゆく。この最初の配置でほとんど決まっていました。流石のセンス。
最後に2人で少し話し、微調整。必要以上に時間をかけず第一印象で良いな、というのを掬い、どんどん決めます。
これでまた1週間ほど眺め、違和感があれば差し替えられるだけの作品の余裕は十分にあります。
事前に自分がアトリエで全て決めたものを、ただここに持ち込むだけでは、こうはならなかったろう。「経過」に注意を払い続けることが制作から展示に拡張していきました。
これまでやったことのない作品群の挑戦。来る方に、どう響くか不安と楽しみが入り混じります。
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