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西会津の滝澤さんの和紙工房。

 シードストーリーズ22_23で一緒に活動した、作家仲間の滝澤徹也さんの工房へお邪魔しました。彼は大学時代の先輩でもあります。数年前西会津へ移住しました。普段は地元の出ヶ原和紙を再生しようと奮闘している和紙職人で、地元の学校の賞状も漉いています。また、なんと前回の五輪では聖火ランナーも担いました。

滝澤さん。和紙に興味のある若い作家を受け入れ、制作の体験なども積極的に行なっている。
素材と作品と作者に境界がないような、気持ちのいいカオス空間。
所狭しと作品が並んでいた。トーチも・・・。
工房前の漆の木。
この漆かきの後の木の表面に和紙を当て、それを木版画(!)とし擦った作品もありました。
木版画の常識からはみ出した、作家独自の素材との関わり合いが興味深いです。
小ぶりで綺麗な美術館。

 その後、滝澤さんのご紹介で、斎藤清美術館の学芸員さんとお話をさせていただく機会に恵まれました。この美術館は斎藤清という木版画の作家の作品を集めた美術館。版画という繋がりから、シードストーリーズの活動等にとても興味を持って聞いていただけました。

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