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作詞36「せめて、この想いを君に。」

せめて、この想いを君に。
作詞:saitouatara

午前0時、真夜中の
息が白くなる寒空に
プラットホームに立つ君は
最終列車を待っている

星屑に思い更けっても
答えは何もない真っ白
俺がしたい事、素直になれば
結局、考えたのは君の姿

急に思い立ったのか
決めたのか分からないけど
「このままで終わらせたくない」
そう頭の中にあった

走れ、意味もなくただ彼女の所へ
走れ、今は何も言わなくてもいいから
そう、もしも何にも出来なくて
悲しくなる終わりは嫌だから

せめて、そう、せめてこの想いを君に

階段一段すっ飛ばして
駆け上がり酸素が熱くって
発車ベルが鳴り響く
次の駅に行こうとドアを閉める

もし君のこと綺麗な嘘に
替えれたらと何度も考えた
でもそれが出来ない自分に
腹が立って、走っていた

寒い、息を手に吹きかける
一瞬の熱量、消える温かさが悲しい

迷い悩んで、迷い悩みながら
君の姿を思い出した
信じたいんだ、自分勝手な事だけど
会いたいと動き出した
僕の感じる気持ちを伝えたい
だから君の元へ走っていく

走れ、意味もなくただ彼女の所へ
走れ、今は何も言わなくてもいいから
そう、もしも何にも出来なくて
悲しくなる終わりは嫌だから

せめて、そう、せめてこの想いを君に


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