サイトウケイコ|SAITO KEIKO

元国家公務員|獣医師|日常の出来事を分解し、普遍的な気づきをつづります|読書と大相撲が…

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元国家公務員|獣医師|日常の出来事を分解し、普遍的な気づきをつづります|読書と大相撲が好き

最近の記事

「無駄なことなど、ひとつもない」は本当か?

前回、「人生の残り自由時間を計算する」というテーマで、noteを更新しました。 今回は、この続きです。 前回のnoteでは、「人生の残り自由時間」を計算したのは、 ・私たちの時間は限りあるものであること ・日々、忙しいけれども、自分のための時間を作る必要があること ・色々頑張りたい!けれど、間違った努力(無駄な努力)をしている場合ではない の3点を知るためだ、と書きました。 1つ目と2つ目については、自分の「人生の残り自由時間」を計算することで、この懸念点が共有

    • 人生の残り自由時間は、あと、たった3年だった

      歳を取るにつれて、時間が光のように過ぎ去っているように感じます。 まさに、光陰矢の如し。 子どものころ、1年なんて、とても長かった。 でも、今は、びっくりするほど、1年が、3年が、10年があっという間に過ぎていく。 そんな感覚、大人は誰でも感じていると思います。 ・この10年、本当にあっという間。次の10年もあっという間に過ぎてしまいそう。 ・10年後は、◯歳。気づいたら、いい歳になっちゃう。 ・いまの生活がこのまま続いていくと、人生は意外とすぐに終わるかも。

      • 山Pから学ぶ、「遊びも準備が9割」

        「明日やろうは、バカ野郎だ!」 2007年に放送されたドラマ、『プロポーズ大作戦!』で山Pこと山下智久さんが、長澤まさみさんにこう叫ぶのです。 この前観たドラマだと思ったら、もう、17年前だと知ってゾッとしました。 https://www.fujitv.co.jp/b_hp/propose/ 時の流れは相変わらず早いのですが、このセリフを言う山Pがなんとも初々しくて、ちょっと恥ずかしそうで、印象に残っていたのです。 この言葉を意図せず、思い出し、噛みしめる出来事があ

        • あと40年生きるから、スマホケースを買った

          ふと、自分はあと何年生きるのだろうと思いました。 いま、私は38歳です。 厚生労働省の資料によると、日本人女性の平均余命は、87.09年(令和4年)。0歳児の平均余命だから、イコール平均寿命といっていいものです。 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life22/dl/life22-14.pdf ちなみに男性は、81.05年。 38歳のわたしは、あと40年か。 ※5/9追記 50年です!とつっこんだ方、大正解で

        「無駄なことなど、ひとつもない」は本当か?

          丁寧と馴れ馴れしい、の間はディズニーランドがあった

          これまで、山形→仙台→北海道→東京→徳島、と都会暮らしと田舎暮らしの両方を経験してきた。 3年前、東京から徳島に引っ越したときから、徳島には違和感が強かった。 なんだか、馴れ馴れしいのである。 店員さんが。 山形や東京では、なんとも感じたことがないが、端的に言えば、馴れ馴れしい。 良く言えば、フレンドリー。 このひととの距離感について、私はなかなか馴染めなかった。 あと、とても適当なのである。雑。 「これと、あれください」 「はーい。あとはー?いけますかー?」

          丁寧と馴れ馴れしい、の間はディズニーランドがあった

          「オウム病」の報道に、ギョッとしたあなたへ

          数日前から、報道で「オウム病」を目にした方もいらっしゃると思います。 WHO(世界保健機関)が、欧州各国で「オウム病」が急増、死者も出ていると発表した、という報道です。 この報道を見て、あなたはどう感じましたか? 1.はじめにここで、少し自己紹介をさせてください。 私は、獣医師ですが、長年、国家公務員として働いてきました。 獣医師としての専門は、公衆衛生学(食品衛生、人獣共通感染症)や動物福祉です。 一方、行政官として、獣医師の専門知識を活かしながら、政策を考えることを

          「オウム病」の報道に、ギョッとしたあなたへ

          人生をレベルアップするため、脳内をセーブした

          ビビビッと来た。 昨日、植松努さんのツイートに目が釘づけになりました。なぜか、何度も繰り返し見てしまうのです。 この【ビビビッ】は、自分にとって超重要ポイント。即座に行動せよ、の合図です。 最近、何を考えていただろう? 「そう!人生の棚卸し!」 まずは、脳内で繰り返しセーブできていない、人生の棚卸しを文章化しようと決めました。 人生の棚卸し? 37年ほど、「自分」をやってきました。 ですが、自分のことが一番よくわからない。 なので、これまでの人生を振り返ってい

          人生をレベルアップするため、脳内をセーブした

          仲違いしていたX(旧Twitter)と新たな関係を構築するには

          10年働いた厚労省を、3年前に退職しました。 退職後は、「とにかく、好きなことをするのだ!」と長年行きたかった場所に行き、積読で放置していた本を読んだり自由を謳歌していました。 しかし、時間が十分あると、悲しいかな、社会と繋がっていない自分が、無価値に思えて不安になってくるのです。 「長年お疲れさま!ゆっくり休んでね!」 と言っていた家族や友人たちも、だんだんと、「次はどうするの?何かやりたいことでもあるの?」と、ソフト激詰め。 そうなると、不思議と、何かせねば!という

          仲違いしていたX(旧Twitter)と新たな関係を構築するには

          「めまい」は即、病院へ。

          こんばんは。 獣医師としてはたらいています。 今日は、みなさまにお伝えしたく。 数日前、いつもと同じ朝で、7時すぎに目が覚めました。 少しベットでごろごろしてから、そろそろ起きないと!と思い、普通に起き上がろうとした瞬間。 あ、これはいかんやつだ。 まるで、身体の中の何かが、ぐわっと脳にむけてねじれるかんじ。 まったく立てない。 タテナイ。。。。タテルキガシナイ。 いやいや、今日は、朝一で最重要の仕事がある。ほんと、最重要な案件すぎて絶対いかなきゃ。 いや

          「めまい」は即、病院へ。

          市長に手紙を書いた話。

          おはようございます。 さいとうは猫の生きざまを学ぶ獣医師です。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。 今日は、「市長に手紙を書いた話。」 かれこれ、20数年ほど前のことですが、いまだにふと思い出すことが多くあります。 さて。 中学校に通っていたある日、「市長にお手紙を書きましょう。」と突然、先生から話がありました。 どうも、市長が市内の中学生の素朴な疑問、意見、要望に1つずつ答えちゃうぞ☆という企画だったよう。 半ば強制的に市長へのお手紙を書かされたのでした。

          市長に手紙を書いた話。

          人はなぜ銭湯に行くのか。

          こんばんは。 みなさま、4連休いかがお過ごしだったでしょうか。 連休最終日の今日は、日曜日でしたね。 毎週日曜の夜には、わたしは近所の銭湯にいくことを習慣にしています。「銭湯」というと、最近は大型のスーパー銭湯をイメージしがちですが、いえいえ、違います。 わたしが通うのは、昭和の香り漂う「ザ・銭湯」です。 イッテQを観た後、洗面器にシャンプー、リンス、ボディタオル、洗顔料を突っ込み、そこにバスタオルを乗っけていざ銭湯へ。とことこ歩いて5分ほどですが、脳内ではもちろん

          人はなぜ銭湯に行くのか。

          あたらしいことを始めるときは整理が必要な件

          こんばんは。 昨日はじめてnoteとTwitterを始めた私ですが、なぜいま「note」と「Twitter」を開始したのかを整理したいと思います。 さて。 なにか新しいことを始めるとき、私は「いえーい」と飛びつくタイプです。 ですが、自分の中で「なぜ始めたんだっけ?」という理由や、「なんのために始めたんだっけ?」という目的が自分の中で整理できていないと、途中で投げ出すリスクが非常に高くなります。 これまで何度、あれやこれやを断念し、ほっぽりだしてきたことか。 こん

          あたらしいことを始めるときは整理が必要な件