子供がスマホやタブレットばかり。時間設定よりも効果的な方法
どうも。
何者にでもないただの人SIROです。
先日、娘の小学校の説明会のようなものがありました。
夫が行ってくれたのですが、グループになりお話をする時間があったそうで。
そこで出た話題が
スマホやタブレットで動画、ゲームやりすぎ問題どうしてる?
これです。
もはや現代の育児定番の問題。
私達の親世代では経験していない問題のため、上の世代の経験から得られるものはありません。
私達の世代が経験しながら考えていくべきことです。
たいていの家庭はどうやら、時間設定をしているようです。
設定した時間になったら見れなくなる。
今はそんな事ができる時代です。
それもとても便利で素晴らしい機能です。
しかし、
我が家はその時間設定機能を使っていませんし、時間も特に決めていません。
それでも
『ずっと見ていて困る!』
なんてことは今のところそれほどありません。
家庭によりいろんなやり方がありますし、子育てに正解なんてないと思います。
これからあくまで我が家の場合をお伝えしますので、しっかり自身の頭で考え、共感できたり、良いなと思ったら試してみてください。
まず皆さんに想像してほしいのですが
テレビを見る時間を仮に2時間と決めたとしましょう。
2時間の映画を見ます。
始めの方に広告があったり、字幕やら吹き替えやらの設定でなんやかんやトータル2時間10分となった場合
2時間と決めていたらものすごく良いところで中断させられる気しかしませんよね。
大人ならきっと、その10分を誤差として見終わらせることでしょう。
これはあくまで例え話ですが、どうでしょう?
子どもたちにはこういう選択肢の権限をもうけていますか?
時間で決めた場合、子どもにとっては納得しがたいタイミングで強制終了させられることがあります。
そして、子どもはその時間というもので管理されることに納得し、同意しているでしょうか?
我が家では、子どもでも子ども扱いせず、しっかり意見を伝えたり、子どもにも発言させることを心がけています。
だって、納得いかないルールを強いられる事ってなかなか苦痛じゃないですか?
なので、この動画見続ける問題も
なぜ見続けることは良くないのか。
今日はどの程度の時間なら良いのか。
その理由。
など、丁寧に伝えます。
そして、それについてどう思うかなどを子どもからも意見をもらいます。
どんなことにおいても、こういったことを行ってきたからなのか、娘は理解も早くなり、伝え方のスキルも上がっているように思います。
これは素晴らしい副産物です。
具体的な伝え方としては、例えば
長い時間続けて画面を見る目が疲れちゃうよね。
特にあなたのように子どもの身体は目も含めて成長途中なんだ。
その成長途中の目で画面を見すぎると目が壊れやすいんだ。
だから、時々目を休めないといけないよ。
と伝えたりします。
時々ってどのくらい?
間違いなくそんな疑問が湧きます。
我が家は
時と場合によります!
という曖昧なことを伝えます。
何故ならその都度
何を見るか
どんなタイミングの時なのか
今は何時か
周りの状況はどうか
今必要なことなのか
など、いろんな要素で変動するからです。
こういう根本的なところを理解してもらうことが最重要であると考えます。
例えば
『あと30分で夕飯ができます。
だからテレビはご飯ができるまでね!』
と言ったとします。
それなのにテレビは1時間と決めていたら子どもとしては
『1時間見て良いって言ったじゃないか!嘘つき!』
と感じるかもしれません。
我が家では同じ状況の場合特にいつも時間を決めているわけではないので
『あと30分で夕飯ができます。
片付けはすんだかな?
ご飯ができるまで時間があるからテレビを見てもいいよ。
何をどのくらい見る?
先に考えてから見てみよう。』
なんて伝えたりします。
何をどのくらい?
と言うのは
例えば、10分のアニメなら2つか3つなら見れますよね?
2時間の映画なら途中で終わってしまいます。
この場合も、途中でもやめる事ができるなら良しとしますが、できるかどうかを考えるのは親ではなく子どもの仕事です。
重要なのは自分で考え、決定させること。
あくまで決定権は子ども側です。
自分に決定権があるだけで、わりと満足したり、ルールを守ったりするものです。
『勉強しなさい!』
と言われると、やる気がなくなるのに近いですかね。
そして、その子が決めたことにこちらも同意した場合、後から口を出さないようにしていますし、自分で決めたルールは守らせます。
どうしても守れない場合は、その理由を伺い、納得のいくものであれば許可します。
大人で言う仕事のやり取りとだいたいいっしょのフローです。
後から文句言われたら大人だって嫌じゃないですか。
双方、言葉に責任をもつことが大事かなと思います。
ただ、子どもはまだまだ経験値が少なく、未来予測も難しいので、大人が
『こういう場合はこうなる』
『こんな方法もある』
といった、あくまでアドバイスだけをして、決定権は子ども。というようにしています。
これをずっと続けてきたからなのか、我が家ではとくに困ったことにはなっていません。
他にも、スマホやテレビ、ゲームばかりにならない要因があると思いますので、それはまた後日お話しします。
でわまた!
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