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自分の「能力の輪」に居続けることと、見つけ方ついて!

こんにちは、さいたです。

「能力の輪」という概念があります。元々は、投資家であるウォーレン・バフェットさんが提唱した言葉です。

能力の輪については、『Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法』で以下のように紹介されています。

人間は、自分の「能力の輪」の内側にあるものはとてもよく理解できる。だが「輪の外側」にあるものは理解できない、あるいは理解できたとしてもほんの一部だ。  

バフェットは人生のモットーとして「自分の『能力の輪』を知り、その中にとどまること。輪の大きさはさほど大事じゃない。大事なのは、輪の境界がどこにあるかをしっかり見きわめることだ」と述べている。

引用:Think Clearly

「能力の輪」とは簡単にいうと「才能」や「得意なこと」と読み替えることができますが、ポイントなのは「輪」の外に出ないことです。自分の得意なこととそうでないことの「境界線」をしっかりと認識し、輪の中に居続けることが成果を上げる鍵となります。

その時、輪の大きさは問題にはなりません。経験的に、自分がパフォーマンスを最大限発揮できる輪の大きさは非常に小さなものです。

例えば、「教える」という言葉一つとっても、その言葉には色々な意味が含まれています。つまり、これは「粗い」と言えます。

「教えるのは得意だけど、大人数に対して教えるよりも、一対一で教える方が得意」
「目の前に人がいる場合よりも、ビデオ録画で決められたことを授業する方が得意」
「相手に合わせて教える内容を柔軟に変えられる方が嬉しい」

など、「教える」一つとっても、様々なバリュエーションがあります。大人数のセミナー形式が一番得意な人にとって、一対一で細かく教えていく形式を依頼したら、お互い不幸になってしまうわけです。

ポイントは、大きなところから始めて、細かく具体的にしていくことです!

最初は「教えること」「人に伝えること」など大きなところから探していき、次第に細かく、具体的にしていきます。誰に対して教える?どんな場所/形式で?人数は?どんな内容を教える?何のために教える?など、たくさん質問してきます。

この時、自分が体感として成果を発揮しやすいシチュエーション、頑張らなくてもパフォーマンスが出せる状況を詳細にイメージしていきます。この時、他の人に「自分が成果出せる状況ってなんだろう?」と聞いても良いかと思います。得てして、能力の輪は自分の「当たり前」の中にあります。自分にとってはあまりに普通で、楽に結果が出せる、というところに才能があります。

最終的には、「自分の能力の輪は、一対一で、ホワイトボードを使って図を書きながら相手に合わせてレクチャーすること。伝える内容は認知科学で、相手のゴールに合わせて伝え方や内容を柔軟に変えながら相手の内部表現に落とし込んでいく」のように、とても細かく具体的にしていきます。↑は一例ですが、もっともっと細かくしていくこともできます。

そして、自分の能力の輪が見つかったら、そこに居続けることが何より大切です!!

僕らはどうしても自分のできないことに興味を向けがちです。それは得てして他人との比較だったりするのですが、とにかく自分ができないことをできるようにしたい!という思いから、どんどんと自分の能力の輪の外側に行ってしまいます。

能力の輪の中では、外に比べてパフォーマンスが段違いに上がります。体感としても、自分にとっては普通で、楽に成果が出せる感覚です。

大切なのは、能力の輪に居続けて、その中でより深く、卓越性を出していくことです!!得意なことをやり続けて、磨いていくことでその能力はさらに磨かれていき、より人に機能を提供できるようになります!

自分の能力の輪を見つけて、そこに居続けることができれば圧倒的な成果と、頑張らないでパフォーマンスを上げられる人生が待っています!!


パーソナルセッションでは認知科学の理論をベースに、能力の輪ややりたいことを見つけて人生を変えるサポートをしています!現状に不満がある方や、自分の得意、やりたいことを見つけたい方はお待ちしています!

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それでは皆さん良い一日を。


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