猫目

はじめまして。猫目です。 文章を書く仕事をしています。 人生最大の目的は小説を書いてだ…

猫目

はじめまして。猫目です。 文章を書く仕事をしています。 人生最大の目的は小説を書いてだれかのもとへ届けること。 いい物語に出会ったと感じてもらうことです。 noteに綴られるステキな文章を読んで、日々あたらしい発見に目を輝かせています。 毎週【土曜日】に更新中です。

最近の記事

目に見えないモノ

拝啓 名前の知らない君へ 気候が夏へと移り変わる。梅雨の匂いはまったくしない。夜になると、どこかで蛙が鳴く。姿が見えないのでそれが蛙と断言することはできない。なぜ人は中身が見えないと不安になるのだろうか。 思えば13年間ずっと一緒だったポメラニアンは、目が見えなくなってからも平然としていた。平然と菓子を狙い、平然とそれを平らげた。そうして足音と声色と、それから服に沁みついた匂いとシャンプーの香りだけで、それが誰かを判断していた。 自分が今、どこを歩いているのか。 どこを

    • いつ辞めても悔いはない

      職場のひとが立てつづけに退職してしまい、とてもさみしく思っている猫目です。みなさま、おはようございます。 尊敬していたひとや仲良くしてくれていたひとが辞めるとなると、本当にさみしいです。というか、不安です。どちらかというと自分はこれまで退職する側(転職が多かった)だったので、これだけぽーんぽーんとひとが居なくなってしまうとさすがに心が痛い。 けど、それは仕方のないことでもあります。日本には約360万社の企業があって(「付属統計資料」による)とくに中小企業において人材の流動

      • 第三者の眼 で読む

        優れた編集者とはどういう編集者を指すのか、という問いかけをコメントにて質問させていただいき、racocoさんよりコメントのお返事として1本の記事を書いていただくという非常にうれしいことが先日起こりました。 racocoさん。このたびは有意義で魅力的な記事をご提供いただき誠にありがとうございました! さて。 きょうは上記にちなんで”第三者の眼”についてお話させていただけたらと思います。ここでいう第三者の眼というのはすべての文章作成における第三者の眼ことを指します。 第三

        • インタビュー 録音機能と熱量

          とつぜんですが、皆さま、ご存知でしたか? 最近のボイスレコーダーの小ささを。 40 x 35 x 10 mm(35グラム)ってすごくないですか。もはやSDカードのサイズですよ、これ☟ 対面でインタビューをおこなうとき(ライターにもよると思うのですが)猫目はボイスレコーダーがそばにないと不安になってしまう部類のライターです。レコーダーで終始会話を録音しておくことによって、猫目ははじめて相手との対話に集中することができます。 もちろん中にはメモに頼るライターもいます。しか

        目に見えないモノ

          3秒・・・AIで画像生成

          ぽかぽか、春の陽だまりのなかでパソコンをひらく土曜日の午後。最高だ。最高な気分だ。なにしろ先日、履いているスニーカーを変えただけで足の痛みが消えたのだから、これで気分が沈むわけがない。ありがたい。NB。 整形、リハビリ、薬局、NBのお兄さん。本当にありがとう。あの時、靴を履いて歩いたあの店内で猫目はちょっと土下座をしたい気分になった。が、むろんその感情は抑えた。こちらが良いと思ってやる行為も場合によってはマイナスになる。住みにくい世の中ですね、夏目先生。 向こう三軒両隣か

          3秒・・・AIで画像生成

          もはや

          ちょっと前から片足が痛く、びっくりするくらい歩くのが遅くなってようやくあたり前に歩けることの奇跡に気がついた猫目です。みなさま。こんばんは。 (もちろん整形外科を受診しました) 右足に無理を強要したため、すっかり湿布が手放せなくなり、しまいには思考までごちゃごちゃしてきました。 足が不調だと、どうやら精神も不安定になるらしく、なんだか気分が落ちこんでいたわけですが、はあ! 先ほどnoteにて、うれしいコメントをいただいたのをきっかけにふつふつと活気が戻ってまいりました

          もはや

          ある社長さんとのおはなし

          いまの職場でとっても頼りにしている方が今月いっぱいで退職するという事実に内心ひどく不安&ガッカリしている猫目です。みなさま、こんばんは。 きょうは先日、ある経営者(観光業)の方とお話ししたときに「なるほどな」と胸を打たれた内容を断片的にご紹介しようと思います。 その方はいつも猫目にひらめきと勇気を与えてくれる、尊敬する経営者のひとりです。 経営者は弱音を吐けないまずはこれ。経営者はかんたんに弱音を吐けないよねというお話です。じつは猫目は以前その方の会社で働いていた従業員

          ある社長さんとのおはなし

          返信用封筒を同封せよ。相手を思う気持ちの重要性

          22度のぽかぽか陽気から一変、最低気温が急激に下がり、一桁を叩きだしている今日この頃。雪は免れたといえ関東は非常にきびしい寒さに見舞われております。みなさま。こんばんは。 これでは風邪を引いてしまうのも無理はありませんね。なんといっても気温差が10度以上あるという驚異の数字を叩きだしていますからね。 咳きこんでいる隣部屋の妹が心配です。みなさんもどうかお体ご自愛下さいね。 さて。 きょうは「相手を思う気持ちの重要性」についてお話ししていきたいと思います。突然ですが、普

          返信用封筒を同封せよ。相手を思う気持ちの重要性

          ”任せてもらえる”ことのシアワセ

          きのう、仕事終わりに図書館へいこうと考えながら眠りについたところ、夢の中ですでに書籍選びに苦悩しているという自身の俯瞰図が描かれ、さらにそこへ名探偵シャーロック・ホームズと大怪盗アルセーヌ・ルパンが両手からやってくるという些か不自然すぎるシチュエーションに、びっくり仰天、飛び起きた猫目でございます。みなさま、こんばんは。 そのあと、時計を目にした猫目はさらなる驚愕の事実(寝坊という事実)に閉口しましたがしかし、頭のなかでホームズとルパンがその余韻を残してくれたのでシアワセの

          ”任せてもらえる”ことのシアワセ

          文章上手いって、ほ。

          先日、ある編集者のかたに「文章も上手いですし」とさらりと言われ、うれしさのあまり「ほんとうですか」の「ほ」の字しか口をついて出てこなかった猫目です。みなさま。こんばんは。 今日は、褒められる(評価される)ことのありがたさと、日頃の感謝を口にする効果についてお話させていただければと思います。 褒められるだけで自信につながる先月、土曜日にYouTube動画を制作しているクライアントさんと夕食をご一緒しながら、YouTube脚本の打ち合わせをしました。 はじめてお会いすること

          文章上手いって、ほ。

          世界の確立

          いやあ。この一週間、いったい猫目はなにをやっていたのだろう。週末になってようやく溜まりにたまったご依頼記事たちの存在に気がつき、そうして必死になって書きあげて一息ついた矢先に「さて。noteでも読みますか」とるんるん鼻歌を奏でてログインしたところ・・・ あれまあ。 なんてこった。 note執筆、手つかずやんけ! と、きわめて重大な過失が発覚。只今、いそいそと文字を綴っております。みなさま。お元気でいらっしゃいますか? この一週間をふり返ると、ありとあらゆる情景が頭に浮

          世界の確立

          ありがとう、書店員さん

          作家、森見登美彦氏の新作『シャーロックホームズの凱旋』を某書店で手にいれた。森見登美彦氏はかれこれ4年ほど新作を出しておらず、わたし猫目はそれを機に書店に足を運ぶことをやめた。と、いうのは嘘である。 前の作品『四畳半タイムマシンブルース』が2020年の夏にKADOKAWAから発刊されてから3年あまり、しっかり書店に足を踏みいれていた。要するに猫目が書店に通わなくなったのは、単純に近所の蔦屋書店がつぶれた ためである。 書店がつぶれてからというもの、当然のようにその隣のコン

          ありがとう、書店員さん

          カメラマン -100

          プロカメラマンでもなんでもない一般ピープルの猫目です。みなさま、こんばんは。本日もあいかわらずお寒うございますね。関東、ひさしぶりの雨にございます。 このような雨の日に洗車をしたのはどこのどいつか。いうまでもなく、ガソリンスタンドの洗車コーナーはがら空きでございました。それでも、なぜか今日、洗車をしないといけない気がしたので(いったいどんな気だろう)、思い切ってだれも並んでいない洗車コーナーへGO。 高圧洗浄による人口の水と泡、そして、自然の滴に洗われ、おクルマぴっかぴか

          カメラマン -100

          結局のところ、デザインがものを言う

          『note』専用バナー画像をプロのイラストレーターさんに制作いただき、完全に浮かれております猫目です。みなさま。こんばんは。🐹 ご覧ください! プロフィールの上です、上! 上部のバナー画像です! (しつこい) とってもかわいらしい動物たちをイラストレーターさんに描いていただきました。 猫目が愛読している『ハムの本音』という本のイラストを担当されているイラストレーターの方で、ダメ元でご依頼させていただいたところ、お受けしてくれるとのうれしいお返事をもらうことができまし

          結局のところ、デザインがものを言う

          20240106

          2024年1月6日。土曜日。 年が明けてから早いことで六日が経ちました。 だいぶ遅くなってしまいましたが。 みなさま 本年も何卒よろしくお願い申しあげます! 今年は年明けからたくさんの惨事がありました。元日から石川県能登半島を震源とするマグニチュード7の地震が発生し、さらに2日には被災したひとたちへ物資を届けようとした自衛隊のヘリが旅客機と衝突。多くの命が失われてしまいました。 やりきれない思いの中できのう、このような記事を見つけました。 "共感疲労"ということば自

          20240106

          2023年・・・なにしてたんだっけ?

          連日ハムスターに現を抜かしておりました猫目です。みなさま、こんばんは。去年は〆切に追われていた年末ですが、今年はどういうわけか〆切がなく、それはそれは、心が平穏でございます。 平穏ということはつまり、言い換えれば、心の躍動(感情の起伏)が少ないということです。 が、 それもこれもハムちゃんと動物たちのおかげですので、こういう年末もひさしぶりでいいのかな……………… なんて!!! そろそろ本気で小説を公募に出したい!!! そう思うとむしろ気持ちは逸ります。そもそもで

          2023年・・・なにしてたんだっけ?