思考を殺す「あれダメ」「これダメ」
5月。なんやかんやで毎週いろんな方とお会いさせていただいている一般ピープルの猫目です。みなさま。こんばんは。いやいやほんと、ご縁とは不思議なもので、どうしてこんな平凡極める猫目がこれだけ多くの方に相手にしてもらえるのか。一寸謎です。
飲食店を経営されている方、旅館を経営されている方、ペットショップ経営者、不動産会社の社長さん、そしてきのう金曜日はひさしぶりにドッグトレーナーを営んでいる方にお会いしました。
肉と野菜のおいしい居酒屋さんに行き、しゃべって飲んで、そのあとは何のプランも目的もなしに駅からふらっとお散歩60分。
「今ここにワンコがいたら最高だねっ」
なんて、たわいない台詞を交わしあいながら、将来や仕事のことについて思うがままに語りあいました。ひたすらに歩きまくったおかげか、もう気分は最高でした。すがすがしいのなんの。
やっぱりカラダを動かすのってとびきり大事だな、としみじみ感じました。
ちょうど風もいい具合に吹いていて涼しかったのと、雲間に覗く月が綺麗だったのも相まって話は飛躍し「土地を買いたい!」「そこで自然と動物たちにかこまれて仕事がしたい!」「やろう!」ということに落ち着いて終電ギリギリ改札口にてさようなら。
貴重な一夜を過ごさせていただきました。
またなにか一緒にお仕事ができたらいいなっと少々浮かれ気味です(かれこれ毎週浮かれています)。
さて
そんな貴重なお時間の中で学んだことがあります。
それはトレーナーさんが口にした台詞「やりたくないことはやらない」やその先に発せられた「数字も大事だけど、そうやって考えすぎてたらなにもできない」の言葉たちです。
なにしろ勢いのあるトレーナーさんです。ご自身のやりたいことを真剣にやられているだけではなく、多方面からアプローチをしているあたり、非常に勉強になりますし尊敬しております。
数字も大事だけど
そうやって考えすぎていたら
なにもできない。
この台詞が叫ばれたそもそもの要因は(じっさいに叫んでいたに近い熱量を伴っておりました)、猫目が「でも数字でちゃんと比較しないと」とか「徹底して調べた上でうんぬん」と御託を並べていたからです。
たしかに
なにかをはじめる上で数字やそれに伴う調査は非常に重要な役割を果たしてくれます。数字は嘘をつかない。そのことからも猫目は数字が好きです。信頼しています。
ただ
数字だけを追いかけ、徹底的に調査し、比較判断するということよりも、もっと大切なものがあります。
それこそが”勢い”です。
言い換えれば、熱量。
これまで創作にたいして「一にも二にも熱量が大事だ」と繰り返しいってきましたが、これは創作だけじゃなく、なにかあたらしいことをはじめる際にも同じことが言えます。
しかし、頭のなかではそれを理解しているつもりでも、いざ行動に移すとなるとそう簡単にはいかない。今回みたいに自然と「でも数字が……」「需要がないんじゃないか……」なんて口にしてしまう。これはある意味で保身に近い反応です。
ですが、実際はどうでしょう?
数字ばかりにとらわれ、失敗を恐れるがために1歩も行動をおこさないで、両手方針状態でぼーんとその場に留まっているだけ。パソコン画面とにらめっこをして頭と眼球だけに熱を溜め、うんうん唸っていたところで視野は限られ、それにならって思考も狭まり、ついには「あれはダメ」「これもダメだ」と心が窮屈になってしまいかねません。
そこに成功や幸せが存在するのでしょうか?
どうなのでしょう?
思考を殺す「あれダメ」「これダメ」
行動に移していない段階(つまり結果がまだ伴っていない状況)で「あれはダメ」「これはダメ」としきりに囁いていては、それこそ無意識レベルで脳へのストッパーが掛けられ、どんどん思考が狭まってしまいます。
これはとても恐ろしいことです。
なぜなら
一度ストッパーのかけられた脳というのは柔軟性に乏しく、回復までに時間を要するからです。といいますか、そのことにすら気がつけない場合が多々あります。この”気づけない”こそがなによりの恐怖です。
とりあえずやってみる!
という意思はおそらく年齢とともに低下し、やがて低迷します。
そうなると、自分だけの力でなんとかするのはむずかしくなります(なにしろ気づけないので対策しようという思考が生まれません)。
これに対する解決は2つ。
1:立ちどまってスタート地点まで戻り、あらためて見つめ直すこと
2:他者と交流すること
とくに2つ目の、他者との交流による効果はすばらしいものがあり、視野や思考の幅がぐんと広がる可能性があります。
会話をつづけていくうちに、これまで気づけなかったことにハッと気づかされたり、あたらしい思考が生まれたりと利点ばかりです。
さらに、そうして語りあっていく中で、あふれんばかりの強い感情が芽生えることがあります。
これがやりたいんだ!
よし、やってやる!
など・・・とかく心の動きが活発になります。
なので猫目はできるだけ1つの業界に固定せず、多種多様な業界の方たちとどしどし交流をしていきたいと考えています。
いろいろな出会いや、やり取りを通じて、本来の目的にたどり着けたらいいな。そう思いながら今日はこれから動物病院の関係者さんとお会いします。
本日も、貴重な土曜日のお時間を猫目のnoteに割いてくださり、心から感謝申しあげます。いつもありがとうございます。低頭。
それでは、また来週!
土曜日にお会いしましょう!
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