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OB訪問アプリをやってみた

OB訪問を始めてみた

気がつくと自分も30歳を超え、2回の転職を経験しました。会社や職種選択において、学生の皆さんのお役に立ちたい、そんな思いでOB訪問対応しています。

Matcherとは

OBOG訪問のプラットフォームです。学生は自分の大学のOB/OGかどうか関係なく、様々な社会人にあうことが可能だ。社会人側は多様な人が登録しており、企画のための情報収拾であったり、完全なボランティアであったり、理由は様々です。


どんな学生が来るのか

2019年12月からはじめ、30名を超えました。初期はルノアールで面談もしていましたが、最近はほぼオンライン(Zoom)で面談を行っています。

相談内容としては、「会社について、飾らない生の声が聴きたい」というものがほとんど。企業分析をある程度行っている学生からは、「Web系 vs SIer」、「メガベンチャー vs ベンチャー」といった比較についても相談された。また、次に多かったのは、「学生時代力を入れたこと(ガクチカ)を第三者、社会人の目線で聞いてほしい。」というものでした。

私がやっているOB/OG訪問の流れ

私がやったOB/OG訪問の流れを簡単に紹介します。

1.マッチングからコンタクトまで
・絶対聞きたいことを3つ以上聞く
・学生時代力を入れたことを送ってもらう
2.当日編
・ 自己紹介(Mactherをやっている理由、これまでのキャリア、会社についてなど、質問への回答を含めて毎度調整)
・学生時代力を入れたことインタビュー
・志望業界や職種のインタビュー
・ESの書き方や面接に向けたアドバイス

やってよかったこと&喜ばれたこと

アクティブリスニング
相槌、おうむ返しなど、コミュニケーション技法の一つであるアクティブリスニングという手法を活用しています。もともとインタビュー講座で習ったことでもありますが、学生側もリラックスして話をしてくれ、「親身により沿って聞いてくれて嬉しい」とコメントをもらうことができ、こちらもとても嬉しいです。

強みのリフレーミング
自分の好きなことや得意なことほど、言語化せずに行っていることが多いです。努力家でやりぬくことが得意だ。ストレングスファインダーなどを使いつつ、言い方を変えてみる。志望理由とも合わせて、エピソードを整え、その学生らしい強みに言い換えてみる。一つのストーリーを一緒に創ることを心がけています。

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自己開示する&かっこつけない
OB訪問といえば、社会人側が絶対的に上と私は学生の時は思っていたし、実際偉そうな社会人が多かったので嫌な思い出が多かったので私はカッコつけない(不必要なマウントをしない。)よう気をつけています。最近の学生は自分でビジネスを立ち上げている人も多く面白いエピソードを聞くことができとても楽しいです。

GoodなところとMottoなところをフィードバック
人間ほめられると嬉しいもの。Matcher訪問までの対応や準備、ガクチカの内容、ガクチカの話し方、質問の視点や仕方など、あらゆる観点でほめまくることを心がけています。就活は、自分と向き合う良い機会なので、楽しく前向きに取り組んでほしい。「自信をもらえた。」とコメントをもらえたことは何よりの幸せです。改善できるとことはMottoできるところとして伝えています。

もっと改善していきたいこと

学生の話を聞いて際に、話をさえぎったり、「自分だったらこう書く。」と話にもっていきがちな自分に気が付くことがあります。ESの添削も本人らしさを削ってしまうことも初期には行ってしまいました。もっと相手に考えてもらう、引き出すことをやっていきたい。

Matcherで社会人側も成長しよう

私はOB訪問を自分の成長の場だと考えており、実際に面談を繰り返す中で、傾聴する、経験してきた職種の情報の整理や伝達能力、ホワイトボード技術など、自身の成長を感じています。社会人の皆さんもよかったらぜひお試しください。

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#noteを続ける理由

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