カワスケのひとりごと~フィードフォワードという向き合い方~
8月もあっという間に終盤に❕
子供・学生たちの夏休みも残りわずか・・・宿題は大丈夫ですか~??
今日のカワスケのひとりごとは、
『フィードフォワードという向き合い方』
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会社の方針として、スタッフの定着率の向上のための具体策として「感謝の言葉をお互いに口にすること」と「定期的な個別面談を実施すること」を掲げています。
おかげさまで、離職率は毎年少しずつ下がってはきていますが、各数値を上げることに注力する会社運営においても、こればかりはもっと下がってもらった方がありがたい指標ですよね。
今日は、会議の中でひとりの係長が心掛けている工夫を報告されていて、「あ、それは本当にいいな」と思ったことについて触れてみたいと思います。
スタッフ定着のために掲げた方針のひとつに「定期的な個別面談の実施」がありますが、掲げた私もどちらかというとこの面談は、「上長が」自分の部下の面談をするという場面を想定していました。
入社して3日目、3週間目、3ヶ月目と節目節目に個別で話し合える場を設けて、現状の悩みや問題点を明確にして、寄り添って一緒に解決に向けて進めていくことができるよう足並みをそろえていく。
向き合った相手の中に溜まったものを吐き出していただいて、再びやる気を出していただく。
そんな在り方を想定していました。
ところがこの係長は、「部下に」自分の面談をしてもらうという発想でした。
「今の私で大丈夫かな」「皆のためになっているかな」「営業所の環境はこのままで大丈夫かな」
一瞬、自分に自信がないのでは、とか自分で決めることができない上長なのかと思いがちですが、そうならないのは面談時のその向き合い方に秘密があるようでした。
従来型の面談は、主に「フィードバック」と言われる手法になります。特に方式を意識はしていなくても、評価面談などはどうしてもフィードバックになりがちです。
フィードバックの視点は「過去の行為への指摘」となります。
過去に立ち返って、「ああだった」「こうだった」と誤りを指摘して、改善点を示すという流れです。
一方で、聞き慣れない単語ですが、フィードバックの反対に「フィードフォワード」という言葉があります。
こちらの時間軸はフォワード、つまり「未来」へ向けたものとなっています。
未来の展望に視点を向けた時に、「ああすればいいのかも」「こうすればいいのかも」と仮説を立てて、解決に向けた行動につながる意見やアイデアを双方で出し合うという流れです。
フィードバックがその人の「問題行動」や「欠点」に重きをおいているとすれば、フィードフォワードはその人と一緒に「解決方法」を探っていくことに重きをおいているイメージでしょうか。
「部下による上司への面談」と「フィードフォワードの手法」を組み合わせることで、部下自身が自然と営業所運営に関わる環境が生み出されます。
問題点やできていなかったことへの指摘や反省も大事ですが、それよりも未来へ向けて「これからどうするか」という課題に、仲間として一緒に取り組んでもらえるような、より良い関係性を構築していくことが大切な要素なのだと思います。
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今日のカワスケのひとりごとはいかがでしたか?
フィードバックは「改善」、フィードフォワードは「向上」というイメージですね❕管理職とスタッフ間のコミュニケショーンが増えることで、より幅広い考えに触れることができることも、大きなメリットになるかもしれません😊
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