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お役立ち情報~旬の食材・鰆~

3月になると桃のつぼみも膨らみ、いよいよ本格的な春が近づいてきますね。寒い冬から春へと移り変わる時期になるとニュースや天気予報で
『春一番』という言葉を聞いたことはありませんか?😉
春一番は、その年に初めて吹く『暖かくて強い南寄りの風』の事を言います。特に春一番には認定基準があり、毎年必ず吹くものではないそうです。

さぁ、今回ご紹介する旬の食材は、『さわら(鰆)』です🐟
さわらは、サバ科に分類され体長40cm~1mに成長する大型魚。

成長と共に名前が変わる出世魚で、50cmくらいまでの大きさを『サゴシ』や『サコチ/ナギ』70cmを超えるたサイズを『さわら』と呼んでいます。

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春を告げる魚
さわらは、春に多く収穫されることから、春を告げる祝い魚として、
日本古来から冠婚葬祭や懐石料理などに重宝され、地域によっては、
おせちなどに使われたりしているそうです。また俳句でもニシン(春告魚)と同様、春の季語として登録されています🎶
そしてさわらは回遊魚のため、日本では1年を通して、北海道から沖縄の広い範囲で捕獲出来る魚なので、『旬が2回ある』と言われています。
関西:5月~6月が旬=産卵のため、瀬戸内海にくる
関東:12月~2月が旬=産卵期前に栄養を蓄えにくる
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必要脂肪酸が豊富な魚
さわらは、身が白く見えますが、実はマグロと同じ赤身のお魚に分類されています。栄養価としては、人の体内で作ることのできないDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)を多く含んでおり、脳の発達促進や動脈硬化の予防改善、高血圧の予防が期待されています。また他にもカルシウムの吸収を促し、歯や骨を丈夫にするビタミンD、末梢神経や中枢神経の機能を維持・改善がみられるビタミンB12も含んでいるので、旬の春にはとてもおすすめの魚です✨
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食用油での調理がおすすめ!
さわらに含まれているビタミンDは、脂溶性ビタミンのため食材と一緒に
油脂を摂取すると吸収率が上がります✨
なので炒めたり、揚げたりする食用油での調理がおすすめです😊
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