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カワスケのひとりごと~加算の取得について~

皆さんこんにちは😊
今日も蒸し暑い1日を過ごしましたが皆さんは体調とか
崩されていませんか?😢

今日のカワスケのひとりごとは

『加算の取得について』

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なかなかここで書かせていただくには勇気のいるテーマなのですが・・・。

私たちの業界における保険制度には、様々な加算の要件があります。

そして、その事業所が要件を満たしていれば、通常のサービス単価に加算分の単価を加えることができるようになります。

この時に、こういった加算によるサービス料金の割り増しをどのように捉えるか。もっと言えば、サービスをご利用されるお客様にどのように説明をしていくか。

自社サービスであれば当然ですが加算の意味合いの説明と、それが可能となる体制要件や実績要件を満たしている点について、サービス向上のために取り組んでいる事業所であるという他事業者との差別化を図る意味合いでの説明をすることになるかもしれません。

ところが、これが自社サービスの活用ではなく、社外のケアマネージャーさんのようにプランニングの一環として他事業者のサービスを勧めるような立ち位置の場合に、上記と同じようなスタンスで説明していただくことができるかどうかです。

新たな加算が制度化されてそれを適用するたびに、一番使い回されている言葉があります。

「あの事業者は加算を取っている事業所だから他所よりも高いから」

それはもちろんそうです。料金だけの説明をするのであれば、それもひとつの事実です。

ただ、そこでもうひとつの「加算要件を満たしている事業所である」という説明をしてくださっているかどうか。

加算は事業所が独自で決めた制度ではないですし、勝手に定められる料金設定でもありません。国が、この条件をクリアしているのであれば請求しても構いませんよと取り決めた正規の報酬です。

この説明がない中で、「あの業者は値上げをしたんだ」「あの業者は高いんだ」とお客様が受け止められるような説明をしてしまう状況が続いた未来に何が見えるか。

ただでさえ人不足のこの業界において、先を見据えた賃金のベースアップは必要不可欠です。人が定着しなければ事業の継続もありません。

その原資のひとつとなるのが加算であり、そもそもその加算も一定の要件を満たしてようやく取得が可能となります。

需要はこれからも続くのに人が足りなくなるという状態の中で、これまであった事業所が無くなってしまうという地域のサービス事情の背景には、加算未取得の状態を回避できなかったという一因も含まれています。

本来であれば取得できる条件は揃っていたのに、取得することでこれまでの依頼がストップしてしまうのではないかというリスク。

結果、もっと大きなリスクの回避ができなくなり、人員割れを起こして止む無く廃業してしまった事業所もあったと思います。

もちろん加算を取得した事業所側が、「なんのために取得をしたのか」その目的と強みをきちんと把握しておく必要はあります。

その上で、お客様へ最初に事業所を紹介するケアマネさんが、同様の説明をしていただけるように見える形で提示しておく必要もあります。

事業所側としては、「単に高いサービスの事業所ではない」と関係機関にご理解いただく必要がありますし、関係機関には、加算取得は事業所が生き残るために不可欠な要素だとご理解いただく必要があると考えています。

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今日のカワスケのひとりごとはいかがでしたか?😉

来週の月曜日もお楽しみに~✨✨

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