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マインド・クリエイトの催眠心理療法(ヒプノセラピー)京都・大阪・滋賀


「令和時代は心の時代」

 時代の変化が早く、ますます便利になっていく世の中。しかしながら、この10年で価値観や人生観も大きく変わりました。その急速な変化に心が追い付いていかない人も多く、今後はこれまでにないような心の悩みが増えていくことでしょう。その中で、催眠療法への関心も高まり、ますます求められるようになりました。それは15年以上この世界で活動してきて、実感していることです。

 マインド・クリエイトでは、催眠療法をベースとして、様々な心理療法を取り入れた「催眠心理療法」を行っています。催眠誘導をメインとしたやり方ではなく、心の深い部分をみていくことで、心の問題の根本的な要因をみつけて、根本的な解決をするためのお手伝いをさせて頂いてます。

「あなたの可能性は無限大。どんな自分にだってなれますし、どんな未来をも創造することができます」

 あなたにとって、催眠心理療法との出会いが、人生を変えるキッカケとなりますように。

催眠心理師 中井英史(創心)


マインド・クリエイトの催眠心理療法

 セラピーを受ける前に、マインド・クリエイトがどのような「考え方」「やり方」「方針」で催眠心理療法を行っているか、を紹介します。

●催眠療法の効用・効果
●マインド・クリエイトの特徴
●「かける」催眠療法
●「解く」催眠療法
●第3世代の催眠療法(心の療法)
●セラピーの流れ
●Q&A
●予約方法
●メンタル催眠心理コース


●催眠療法の効用・効果

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 人の意識には、「顕在意識」と「潜在意識」があります。人と話をしたり、物事を考えたり、意識しているのが「顕在意識」です。「潜在意識」は無意識とも言われ、ネガティブな思考や感情は潜在意識から出てくるものです。一般的に、顕在意識(10%)、潜在意識(90%)の割合だと言われています。これは科学的な根拠がないことでありますが、いかに潜在意識の力が強いかということを表しています。無意識の力が大きいということは誰も否定できないことでしょう。

 症状や悩みは、意識して変えようとしても、止めようとしてもなかなか出来るものではありません。これは、圧倒的な力を持った潜在意識が大きく影響しているからです。

 そこで、潜在意識にアクセスできるのが催眠なのです。催眠状態が深まれば深まるほど、潜在意識へアクセスしやすくなり、症状や悩みの要因となっている【自己暗示】や【思考】にもアクセスでき、新しく書き変えることができます。

 催眠心理療法は、テレビの催眠術のように、魔法みたいに症状や悩みを改善できるわけではありませんが、潜在意識にアクセスできる催眠を使うことによって、より効果的に心理的な要因での症状や悩みを改善することができます。

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 催眠状態では、ネガティブな感情や思考を出しやすくなり、通常の意識状態では出てこないような、問題を解決する為のヒントや、様々な答えやアイデアが出やすくなります。

 催眠状態では、潜在意識にアクセスできると説明しましたが、潜在意識は3歳ぐらいの子供のような意識だとも言われています。子供は素直に自分の感情を出し、自分を評価したり価値判断をすることなく、可能性に満ち溢れています。

 人は大人になり年齢を重ねるごとに、感情を抑え込み、自己評価をして、価値判断をして、自分で枠を決めてしまい、その枠の中で考えて行動しやすくなります。これは、世の中の様々なことから、自分の身を守る為に大切なものではあるのですが、これらが、症状や悩みを維持させる大きな要因となることがあります。

 催眠状態でセラピーを行うことで、素直にネガティブな感情や思考を出しやすくなり、評価や価値判断をせず、現在の自分の枠を超えて、問題を解決する為のヒントや答えを探し出すことができます。


【相談内容】

●対人関係・恐怖症
対人緊張、対人恐怖、視線恐怖、書痙(人前で字を書く時に手が震える)、あがり症、緊張症、赤面、吃音、手足の ふるえ、多汗症

●心因性
潔癖症、多汗障害、不安障害、依存症、その他さまざまな不安症 

●生活・健康・習慣
性格の改善(激怒・罪悪感・劣等感・マイナス思考・内向・弱気・悲観など)、人間関係の改善、ストレス解消、睡眠障害、禁煙、禁酒、ダイエット、夜更かし、乗り物酔い

●能力の向上・目標達成
運動能力、各種才能の向上と強化、自信・気力の充実、創造力・集中力・記憶力・洞察力・決断力・行動力の活性、学力・成績の向上

●願望や目標達成全般
恋愛・結婚・美容、よりよい出会いを引き寄せる、相手との関係をよりよくする、依存・暴力・暴言などの解消、マリッジブルーの解消、別れに伴う苦痛の解消など

この他にも、多くの症状や悩みで来談されています。

※薬物依存、統合失調症、その他精神的疾患で医師の許可を受けていない方の施術はお断りしております。
※高校生以下の方のセラピーはお断りしております。
※その他、相談内容によってお断りする場合がございます。


●マインド・クリエイトの催眠心理療法の特徴

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 マインド・クリエイトは、2006年に催眠術スクールを開校しました。テレビで見る魔法のような現象を起こす催眠術を学ぶスクールです。あのような催眠術は本当にあるの?嘘やヤラセではないの?と思われるかもしれませんが、本当にありますし、実は、誰でも習得できる技術でもあります。

 催眠術で求められる技術は、様々な催眠現象を起こすために、より速く・より深く催眠状態を深めること。イメージができないかもしれませんが、「初めて催眠術を体験する人に15分で幻覚を見せる」ことができます。さらにレベルを上げていけば3分以内でも可能です。幻覚はその人(被験者)にとって最も深い催眠状態まで深まったときに起こる現象です。要はそこまで短時間で誘導することができる技術があるということです。

 催眠療法(ヒプノセラピー)では、別に催眠現象を起こす必要はありません。目的は心の問題を解決することだからです。

・椅子から立てない
・水がお酒になる
・名前を忘れる

等など。しかし、より速く・より深くまで誘導する技術は、催眠療法においても生かすことができます。


「魔法のような催眠術はあります」
「でも催眠療法は魔法ではありません」

 魔法のような催眠術をやっているからこそ、催眠療法では魔法を求めず、根本的な解決をすることを目指しています。残念ながら心の悩みは魔法のように解決するわけではありません。「三つ数えるとあなたの悩みはなくなります~」なんて誘導しても、一時的な効果はあったとしても、すぐに元に戻ってしまいます。それでは意味がありません。

 しかし、催眠術をやっているからこそ「催眠の力」の本質を知っています。それは「言葉の力」「イメージの力」です。それを催眠下で使うことで潜在意識に強力な暗示を入れることができます。

「魔法ではないけど催眠の力を最大限に生かす」

これがマインド・クリエイトの催眠心理療法のベースの考え方です。


●「かける」催眠療法

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 「かける」催眠療法とは、一般的に行われている催眠療法のやり方です。

・催眠状態を深める
・暗示を入れる

 暗示療法とも言われていますが、これは催眠術と同じように、クライエントの「被験性(催眠状態の深まりやすさ)」「被暗示性(暗示の入りやすさ)」に依存するやり方です。正に「催眠の力」を生かしたやり方でもあります。1回のセラピーで劇的に変化が起こる人も少なくありません。

 ただ、結果を求める催眠療法士は、まずこの壁にぶち当たります。クライエントのすべてが、これらの能力が高いわけではないからです。依頼を受けているにも関わらず、能力によって結果が変わるとすれば、それはセラピスト側の問題として捉える必要があります。私自身もこの壁にぶち当たり、今だから言えますが、2年ぐらいは悩みながらセラピーをやっていました。

「どうすればこの壁を超えることができるのか?」

 悩みぬいて一つ答えが出てきました。それが「解く」催眠療法です。


●「解く」催眠療法

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 「かける」催眠療法に新たな視点を加えました。それが「解く」催眠療法です。

 「解く」催眠療法とは、そもそも心の悩みがあるのは自分自身に悪い催眠をかけていてそれを解いていけば問題が解決する、という考え方です。この考え方だと「被験性」「被暗示性」は関係ありません。なぜなら、もうすでに悪い催眠にかかっているのですから、かかる能力があるからです。この視点を取り入れたことによって、幅広い相談を受けられるようになりました。そのベースとなるのが一部のやり方が、

●パターン化とパターン崩し
●回避行動

です。


●パターン化とパターン崩し

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 セラピーを始めて2年ぐらい経った頃、こんなことを思いました。

「人それぞれ違う悩み相談だけど同じことを言っている」
「望まないことを自ら続けている」

 当心療所には様々な悩みで来談されます。一番多い相談は対人関係です。対人関係と言っても、

・あがり症、緊張症
・人間関係がうまく築けない
・いつもトラブルを起こしてしまう
・人を信用することができない
・人に依存してしまう

など様々です。

 そして同じ「あがり症、緊張症」の悩みであったとしても、人それぞれ体験したことも違いますし、経緯も違いますし、考え方、価値観、人生観も違うので、同じ悩みのように思えても違います。

 でも私が感じたことは、ほとんどの悩みにおいて「同じことを言っている」でした。それは無意識的に同じことを繰り返していて、それがパターン化されて維持・強化されているということです。自ら悩みのサイクルにハマってしまっているのです。

 それが分かったとき、「悪い流れでパターン化されたものを崩していけば問題は解決していく」と新たな解決方法を生み出すことができました。


●回避行動

 悩みの本質は「ネガティブな感情を感じたくない」です。人間関係がうまくいかなくてもネガティブな感情を感じなければ悩みになりません。「辛い」「悲しい」「寂しい」「苦しい」という感情を感じるから悩みになります。

 ネガティブな感情を避けるために、ついついやってしまう行動。それが「回避行動」です。例えば、あがり症で悩んでいる人は緊張したくないので、緊張を避けるために、

・人が集まる場所に行かない
・自分から話しかけない
・人前で話をする依頼を断る

などの回避行動をなに気にしてしまいます。この「なに気に」というのも回避行動の特徴でもあります。回避行動をやり続けるほどに、増えるほどに、悩みや症状は維持・強化されてしまいます。

 私はここで逆の発想をしました。

 悩みがあって回避行動をするのであれば、回避行動を止めていけば悩みは解決していく。

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 枯れた木や葉は取り除くだけでは根本的な解決はしません。根本的な解決をするためには土の栄養分を変えていく必要があります。回避行動を止めることは、この土の栄養分を変えていくようなものであり、心の問題の根本的な解決を目指すものであります。

 「かける」催眠療法に、「解く」催眠療法。この二つの視点を取り入れることで、様々な心の悩みに対応できるようになりました。

●第3世代の催眠療法(心の療法)

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 「かける」と「解く」の催眠療法で根本的な解決法を確立してから、さらに何が必要なのか?を考えてたどり着いた答えが「心のあり方の変化」でした。

 心の悩みは深くまで掘り下げていくと、自分の心が生み出しています。本当の意味での解決とは、解決したあとに定着させることであり、もう二度と同じことを繰り返さないことです。そのためには「心のあり方の変化」が大事なのです。

 今、あなたに起こっている出来事は、あなたの心が生み出しているものである。ならば心のあり方を変えて成長すればいい。

 このように心の悩みも「自分の問題である」と捉えると、根っこの問題と向き合うことができ、自分自身を成長させることができます。


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 「人間関係がうまくいかない」という悩みがあったとします。このとき相手の問題として捉えてしまうと解決することは難しくなります。自分の問題であると捉えて「どうすれば人間関係がうまくいくか?」と自分がやるべき行動を考えます。

・コミュニケーション力を高める
・相手の話をしっかりと聞く
・自分から話しかける

 このような行動が出てくることでしょう。しかしながら、これらの行動をなかなか続けられないものですし、どこかで相手をコントロールしようという気持ちがあると、一時的には解決したように思えてもうまくいかないものです。

 そこで「心のあり方の変化」に意識を向けると、自分が本当に変えるべきことがみえてきます。

・継続する心
・感謝する心
・楽しむ心

 そして、その心のあり方を変えていくための行動があります。これは一例で個々で決めたらいいものです。

・トイレ掃除、部屋の掃除(継続する心、感謝する心)
・墓参りをする(感謝する心)
・笑顔で挨拶をする(感謝の心、楽しむ心)

 一見すると人間関係の悩みを解決するために関係がないように思えますが、同じ行動をするにしても、心のあり方が変われば相手の受け止め方や感じ方が変わるものです。

 結果、人間関係の悩みは解決して、定着させることができます。


●「かける」催眠療法
●「解く」催眠療法
●「心の」催眠療法

この3つの視点をベースにして、他にも様々な心理療法・心理技術も取り入れて、根本的な解決のお手伝いをさせて頂きます。

催眠
 当心療所では、催眠をベースとしています。催眠状態が深まるほどに、潜在意識にアクセスしやすくなります。ネガティブな思考や感情を開放し、症状や悩みの改善をより効果的にします。

ブリーフセラピー
原因の追究をせず、未来の解決像を構築していく点に特徴があり、結果的に短期間で望ましい変化が得られる心理療法です。短期療法とも呼ばれています。

コーチング
 自分を変える為に、目標を達成する為に、その人の中にある答えを導き、最短でより確実に成果が上がるようにサポートしていくコミュニケーションスキルです。

NLP
 人間の脳は、望む望まないにかかわらず、ある刺激にすばやく反応する回路をプログラムし続けています。NLPでは、すでに作られた望まない回路を別の回路にシフトさせます。「脳の取扱説明書」とも言われています。

マインドフルネス・瞑想
 最新の心理療法で、不安・うつ・恐怖などのネガティブな思考から自由になることができます。価値ある人生をどのようにして送るかという、人生にまで踏み込んだ総合的で画期的な心理療法でもあります。


●セラピーの流れ

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 マインド・クリエイトの催眠心理療法では、催眠誘導の前にカウンセリングをじっくりと行って、まず自分自身の心と向き合ってもらいます。そして一緒に解決するためのヒントと答えを探していきます。催眠誘導よりもカウンセリングを重要視しています。

時間配分は人によって違いますが、

●カウンセリング(60分~80分)
●催眠誘導、事後カウンセリング(40分~60分)

となります。

※カウンセリングでは、あなたの心の中をホワイトボードに書き出していきますが、その内容は写真で撮って頂けます。
※催眠誘導は録音可です。何度も聴くことによって催眠効果を高めていくことができます。携帯に録音アプリをダウンロードしてお越しください。


●催眠心理療法Q&A

 よくある質問について詳しく解説しています。

なぜ催眠療法は効果があるのか?

催眠で記憶を消すことはできますか?

セラピーは何回受けたらいいですか?

セラピーを受けて解決しないことはありますか?

催眠にかからなかったらどうすればいいですか?



●予約方法

 当心療所のやり方・方法・方針を理解して頂いたうえでお申込みください。

・予約時間:10時~22時(定休日なし)
・料  金:初回 2万円/2時間、2回目以降 1万円/90分
※第2週の土・日曜日、第4週の土・日曜日は予約できません
※「対面」と「オンライン」で受けられます

●ホームページ/予約
https://mindcreate.com/hypnotherapy/

●電話予約※気軽にご相談ください
☎ 075-285-3176

〒604-0835
京都市中京区御池通高倉西入ル高宮町216-507
・市営地下鉄「烏丸御池駅」 徒歩2分


あなたの人生・生活がますます良くなりますように

●メンタル催眠心理コース


・セラピストになりたい
・催眠療法士になりたい
・自分を変えたい

 そんな方にお勧めなのが「メンタル催眠心理コース」です。マインド・クリエイトの催眠心理療法を学びながら、新たな人生を創造していくことができます。


【カリキュラム】


・催眠術のかけ方「基礎」
・ブレない生き方~人生のテーマを決める~
・催眠療法の基礎「かける催眠療法」
・催眠療法の上級「解く催眠療法」
・セールス、人間関係、恋愛でも使える話を聴く技術
・解決のヒントを見つける質問力
・自分との向き合い方、ネガティブな感情との向き合い方
・心のあり方と人生の変化

※4ヶ月のカリキュラムです。それぞれ独立した学びになっていますので、随時受付となっております。

詳しい内容はこちらをご覧ください。


催眠術を習得、催眠術師として活動をしたい方は「スパルタ催眠術スクール」がお勧めです。


【セラピスト紹介】

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中井 英史(ナカイ エイジ)

・催眠心理師
・マインドクリエイト代表

※創心(そうしん)としても活動

 2006年に関西で初の催眠術スクールを開校。2008年から催眠療法(ヒプノセラピー)を始めて、これまで1000人以上にセラピーを行う。催眠術と催眠療法、その他さまざまな心理療法を取り入れた、オリジナルの催眠心理療法を行っている。その一つに「かける」と「解く」の催眠療法がある。

【ホームページ】
・催眠術スクール、催眠イベント
https://mindcreate.com
・催眠心理療法(ヒプノセラピー)
https://mindcreate.com/hypnotherapy/

【生年月日】
1975年8月30日生(兎年、おとめ座)

【趣味】
登山、漫画、あてもない旅

【著書】
自分に暗示をかけると、いいことが起きる
著:中井英史(サンマーク出版)

自分に暗示をかけると、いいことが起きる


人の心を操る催眠術「ブレイン・ハック」
著:中井英史(フォレスト出版)

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【メディア出演】
・年忘れ!よしもと紅白お笑いクイズ祭り
・NMBとまなぶくん
・ぷるルン!トラベラー
・エージェントWEST
・探偵!ナイトスクープ
・㎙ GIG ラジオパーソナリティー

その他、多数出演


【催眠経歴】


●2003年 催眠との出会い
 不動産の営業マンとして働いていたある日、仕事の移動中にいきなり「催眠」という言葉が頭の中にカミナリのように落ちてきました。あまりの衝撃に戸惑いましたが、すぐ近くに本屋があったので寄ってみると、タイトルに「催眠」と書いてある2冊の書籍を発見。その一冊に「催眠は誰でもできます」と書いてあり、その言葉にまた衝撃を受けて、「誰でもできるのならやってみよう」と、催眠の道を進むことを決めました。

●2003年 催眠療法を学ぶ
 大阪にある催眠療法のスクールに通い始めました。当時は「催眠術」と「催眠療法」の違いなんて全く理解していませんでしたが、催眠療法のスクールしかなかったので、この選択は自然だったのだと思います。1年程スクールに通いましたが、正直、自分が人に対して催眠療法をできるとは思えませんでした。

●2004年 催眠術を学ぶ
 このままでは「学んだだけで終わってしまう」と思い、色々調べていると、催眠療法とは違う、ショー的な催眠術の世界があることを知りました。テレビで見る魔法のような現象を起こす催眠術のことです。当時は関東にしかスクールはなかったので、思い切って仕事を辞めて関東に移住しました。そこで人生を変える出会いがありました。催眠術の師である南裕先生との出会いです。ショー的な催眠術の魅力にハマり「この素晴らしい世界をもっと多くの人に知ってもらいたい」と思うようになりました。

●2006年 催眠術スクールを開校
 2006年4月、京都で催眠術スクールを開校しました。関西では初の本格的な催眠術スクールでした。ブルーオーシャン(競争相手がいない未開拓の市場)という言葉がありますが、私的には、作物が育つがどうか分からない土地を一から耕していくような感覚でした。アツい情熱と強い思いだけで活動していたのですが、正直に言うと2年ぐらいはうまくいきませんでした。借金もあって資金が底をつくギリギリの状況になって、「もう止める選択をするべきときがきた」と思っていたとき、うまく回るようになりました。

●2008年 催眠療法(ヒプノセラピーをはじめる)
 催眠術スクールで経験を積んで結果を出せるようになって、催眠の本質的な理解が深まり、催眠療法をやることに対して思いが強くなっていきました。そして決断をして催眠療法(ヒプノセラピー)の活動をスタートしました。

●催眠術師でもあり催眠療法士でもある
 それまでの催眠術師の肩書から、催眠術師/催眠療法士に肩書を変えました。一般的に同じように思えますが、目的が違うので別物だと言えるでしょう。実をいうと、催眠療法士と名乗っている人は、ショー的な催眠術をかけることができない人が多いです。遠回りではありましたが、どちらも実践的に経験を積んでこれたことは本当に良かったと思います。

・催眠術をかけるときは催眠療法の視点を取り入れる
・催眠療法をやるときは催眠術の視点を取り入れる

別物だからこそ、二つの視点を持つことができるようになりました。

●催眠心理師になる
 現在の肩書は、催眠術師/催眠療法士ではなく「催眠心理師」です。ある思いがあってこの肩書に変えました。セラピーの目的は心の悩みや症状を解決することです。クライエントにとっては、改善するのであれば何だっていいのです。一人一人のクライエントに対して、最適な方法を見極めてやることが大事であると考えたとき、催眠にこだわることを手放しました。催眠をベースとして様々な心理療法を取り入れているので、オリジナルのこの肩書にしました。

 本当のところ肩書にもこだわっていません。私が目指しているのはセラピーで結果を出すことであり、クライエントの人生を変えるキッカケの一つを提供することだからです。そのためにも心理の学びが終わることはないでしょう。


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