見出し画像

Niziプロから学ぶ仕事観!NiziProjectPart1#1-1

Niziプロが終わって半年が経とうとしている。
(暇さえあればNiziプロを見ているのだが、好きすぎていよいよ30周目に突入。。)

NiziProjectPart1#1-1にて感じたのは目次の通りだが、自分の学びのために少し仕事に紐付けながら以下にまとめてみる。

(※該当の回はこちら:https://youtu.be/EeuwKvHjXMA


①目に見えないものの見極めは難しい


グローバル地域予選の最終予選で、J.Y.Parkは
「人の見えるところよりも見えないところの方がはるかに大事だと思っている。想い、心、性格を言葉や歌やダンスで表現できる人材を探している。」
と語っている。

人事あるあるな話をすると、面接慣れしている現場面接官や人事は、第一印象で人を見れるとよく言っているのを聞く。

ただ、
・話を深堀ったり様々な角度からインタビューする
・そもそも精神や性格は「目に見えないもの」と位置付ける
ということをしないと、本人の思いや性格を十分なまでに理解することは到底できない、と私は思う。

目に見えるマナーの出来不出来・長年の癖がついた仕草などを見て、自分のフィルターを通して人を勝手に印象付けてしまう恐れがあるのであるからだ。

それを避けるためには、事実と自分の解釈を分ける必要があるが、その前にまずは性格や精神は目に見えないものだと強く意識することが重要だとあらためて気づかされる。
面接官や人事はエスパーではない。

「人の見えないところを見えるようにするのが芸術」とこの回でJ.Y.Parkは語っているが、プロデューサーでなくても同じ。
人事としてそんなクリエイティブな仕事を出来ているか、常に意識していたい。


②経験によって自分なりの考え方・学びを得る


歌のレベルが非常に高く今やNiziUの末っ子として活動している、ニナちゃんのグローバル地域最終オーディションにて。

まず、「ノックした参加者は初めて」とJ.Y.Parkがコメントしているように、日本文化の中の細やかな礼儀が既に身に付いていることに驚いた。

・アメリカ出身で2年しか日本に住んでいないのにも関わらず日本のマナーを身に付けている点
・周りとコミュニケーションがとれない悔しさを機に勉強し、現在日本語ぺらぺらになっているという頭の良さと努力量
には驚いてしまう。

この回でニナに最も驚いたのは次の会話だった。

「どのくらい自分のことを謙虚だと思うか」というJ.Y.Parkの質問に対し、こう答えたのだ。

「自分自身をよく理解しようとしている。理解していないと周りに迷惑をかけるし周りも自分を頼りにしないと思うから。」

14歳で「自己理解」と「謙虚」を繋げて考えられる子は、どのくらいいるだろうか。
アラサーの私もそんな風に思考し相手に伝えられるかと聞かれると、正直全く自信がない。。

ニナのどういう経験から生まれてきたのか。日本に来て困惑してしまい自分のことを見つめ直すような経験があったのかな・・と想像すると、
経験の量と質が人を成長させ、そして落ち着きを与えるのではないかと思う。


③場に安心感を持ててようやく相手も自分を開示できるのでは

「多くの人はオーディションを自分の実力に対する評価だと思っているが、そんなコンテストではなくその人自身の表現力が見たい。パフォーマンスをする時、自分のキャラクターがそのまま出ているというのは、本当に特別なこと」
とJYParkは語っている。

それを聞いて次のシーンを重ねた。

採用面接や社内面談の中でも度々出てくる、「緊張しないでありのままを見せてくれ」という言葉。
(ガチガチに緊張した求職者を前にすると、自分も無意識に言いがちである。)

ただ、じゃあ「見せてくれ」と言った側はどうか?
「こういう基準でこういう選考をしている」
「実は日頃の業務を見ていて私はあなたにこんな評価をしていて、それが正しいのかこの面談の中で確かめたい」
などと、先に面接・面談の手の内を明かすことは
本当に少ないのではないか。

Niziプロを見ていると、選ぶ立場にあるJ.Y.Parkが笑顔で自分のことを認めてくれること、今回のオーディションの趣旨を隠さず伝えてくれることで、応募者自身も自分のことを隠さず伝える気になるのかもしれないと感じた。


まとめ

①思いや性格といった目に見えないものを、「目に見えないもの」と強く位置付けなければ、見極めることはできない
②経験によってようやく人は自分なりの考え方・学びを得る
③面接官が笑顔で自分のことを認めてくれること、今回の場の趣旨・求めていることを隠さず伝えてくれることで、応募者自身も自分のことを隠さず伝える気になるのかもしれない


最後までお読みいただきありがとうございました!

サポートももちろん嬉しいのですが、良い記事だと思っていただけたら「スキ」を貰えるととても励みになります!!!