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自分がパイプだとしたら

「循環」「流れ」が大事ということ。

自分の身体も血管やリンパ管、小腸などあらゆるものが「管」と呼ばれるもので構成されている。多くの場合、病気と呼ばれるものは、この「管」が詰まり、循環、流れが悪くなることから始まると言われている。

パイプ、ストロー、管。

日常生活の中でも、身の回りのものを見渡すと水道管やお風呂を中心に様々な「管」があることに気付く。
「パイプ(管)」がきれいに流れるように、いつも掃除をしておく必要がある。詰まる前にすること。詰まりに気づいたら除去すること。取り除けないならその箇所を修復するなど、いろいろな方法で。

最近ふと、私という人間自体もいわゆる「パイプ」であると捉えるなら、流れが循環していくように、滞りをなくしておく必要があると思う出来事があった。

例えば、人様の話を聞いているとき。教えを乞う方からのアドバイスをいただいている時。相手の話に耳を傾け、素直に相手の言葉、想いを受け取っているか。

「それはこういう理由があって…」や「違うんです、あの時はやむを得ない事情があって…」といった「言い訳」や「理由の列挙」をしていないかどうか。

少しでも、自分の正当性を主張したいという思いや自己防衛に走るような言動があった場合、どんなに美しい言葉で伝えたとしても、相手から見たら本心はスケスケに見えてしまうものだ。

こうした自己防衛本能や正当性を主張したいと思う気持ち、言い訳といった言葉は、言わばパイプの「詰まり」そのものなのだと思った。だから受け取れるものが100だったとしたら、そのうち、半分の5割だったり6割だったり、その詰まりの大きさに応じて受け取れるものを自分自身が少なくしているという事実。

純粋に教えを乞うという謙虚な気持ち、そして、どんなことも失敗ではなく「フィードバック」であるということを無意識で理解できていたら、100%純粋な気持ちで相手の言葉を受け取れるものなのだろう。

やはり、どこまでいってもすべては自分次第。

自分の考え方、捉え方一つで受け取れるものも変わる。こうした積み重ねが人生なのだから、やはり日常をどのように過ごすか、生きるかが本当に大事なのだ。

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