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アナログのためにデジタルは進化する〜100年後に田原俊彦を残す〜

8月18日に情報公開しましたが、トシちゃんで新プロジェクトがスタートしました。
その名も「100年後に田原俊彦を残すプロジェクト」
パートナーは小学館さん。
詳細は、YouTubeの「田原トシちゃんねる」にてご覧いただければと思いますが、簡単に説明しますと、田原さんのダンスパフォーマンスとその姿などをデジタルデータ化していくプロジェクト。
今回はその第一弾として「哀愁でいと」「恋=Do!」「抱きしめてTONIGHT」の3曲のダンスをモーションキャプチャーしてデータ化しました。
いや〜、どれも名曲&名ダンスですね〜。

デジタルが進化したからこそ残せる田原俊彦

田原さんご自身はご本人も仰っている通り、めちゃ“アナログ“人間なのですが、今回のプロジェクトが成立するのはデジタルが、ついにここまで進化したから。
簡単に言うと、モーションキャプチャーの技術のクオリティがここまで上がったからこそ、田原俊彦の「振り付けの動きのデータ」ではなく、「田原俊彦そのもののダンス」をデータ化することが出来るようになったということです。
今回は77個のセンサーを体に付けて踊っていただきましたが、指先の繊細な動きまで全てキャプチャー出来ていまして、本人もチェック時にアバターに踊らせた映像を見て「オレじゃん」って言って笑っていました。
今回のプロジェクト、アナログとデジタルの正しい⁉︎関係だな、と思います。

デジタルによって新たなコンテンツIPが生まれる

上記の3曲、我々世代なら誰もが覚えていると言っても過言ではない⁉︎印象的なダンス=フリがあります。
個人的には、「哀愁でいと」のサビの手のフリ、練習したな〜笑。
あれ、どうやってやっているんだ?と学校で、皆と。
ビデオが家にある時代ではないので、スロー再生でチェックは勿論、動きそのものを何度も見るということが出来なかったから、歌番組で「哀愁でいと」が始まると必死にその動きを記憶して。
そしてある時、動きが解明された時は、おーっ!となりましたね。
と、まあ私の昔話はさておき、そんな印象的なダンスも、これまでは田原さんが踊るのを観る、もしくはカラオケの時に誰かがマネする、ということしかなかったのですが、今回デジタルデータ化したことで、一つのコンテンツとしてパッケージ化/IP化が出来たわけです。
ポイントは前述したように、単なる動きのデータではなく、「田原俊彦そのもののダンス」がデータ化されたということ。
単なる動きのデータは、それは単なるデータでしかなく、正直コンテンツ的価値があるのかは疑問です。
でも後者は違う。
これは明らかにオンリーワン&オリジナルな存在なわけです。
これが可能になったのは、デジタル技術の進化のおかげです。
デジタルの進化のおかげで新たなコンテンツIPの誕生が可能となったのです。
 
今後、新たな楽曲ダンスのモーションキャプチャーは勿論、姿形のデジタルデータ化など色々と展開していきます。
これをどう運用するのか?はこれからですが、めちゃ楽しみですね。
妄想が広がります!笑


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