見出し画像

ノスタルジーにひたるのは少々延期。

3月末で閉店してしまう、三省堂書店本店にもう一度訪れておきたいと思い神保町へ。このご時世なので外出することも気が引けてしまいますが、1人だしマスク着用、体調不良もなし、ということで出掛けました。

日曜だったので大部分の古書店は定休日。午前中ということもあり人も少なめでした。まずは神保町ブックセンターへ。岩波書店のビルに入っていることもあり、ずらりと並んだ岩波文庫は壮観です。
ブックカフェですが、書店にカフェが併設、というよりは書店+カフェが同化しているような造りだなあ、といつも思います。
読もう読もうと思って今まで読んでいなかった文庫を1冊購入。

ところでここ数年、ものによりますが岩波文庫が読みづらい時があります。どうしてでしょうねえ。(ヒント:細かなフォント)

次にいつものコースで「書泉グランデ」へ。店内のレイアウトが一新されてて戸惑いました。うーん、個人的には以前の方が良かったんだけどな。とはいえ品揃えは私の琴線にいつも触れてくれてます。年季の入ったエレベーターで5階まで昇り、1フロアずつ回って階段で降りてくるのもいつもと同じ。1階でグルメエッセイを数冊購入。

そしてそのまま靖国通りを少し歩くと、三省堂本店へ着きます。この佇まいともお別れか……そう思うとセンチメンタルな気分にもなり、1枚写真をと撮ってみたのがタイトル写真。

さて店内に、と思ったら貼り紙があり、そこには「閉店が延期になった旨」が。閉店が5月8日に延期になったようです。GW明けですね。まだもう少しここで楽しめるのは素直に嬉しく、されど胸に抱えていた感傷が少々行き場を無くした感もあったりして。
ひとまず、情勢が落ち着いたらまたゆっくり行こうと思います。

お昼はカリーライス専門店「エチオピア」へ。
人気店なので並んでるだろうな、と思いきや、前に1組しかいなかったのでちょっと待って入りました。

野菜カレーと海老カレーで迷って海老カレー。

辛さは+1で。辛さ0で一般的な中辛です。挽いたスパイスの粒が感じられるくらいのスパイシーさが好きです。カレー大好きなんですよね。歳と共にラーメンを食べなくなってしまったのですが、美味しいカレー店の情報は常に求めています。激辛ではないちょい辛くらいが好みです。

お昼を済ませて早めに帰宅。本と喫茶店とカレーの街、私の好きな神保町めぐりの話でした。

この記事が参加している募集

読んでいただきありがとうございます。いただいたサポートは記事を書くための燃料とさせていただきます。