南城さいき

好きなようにZINEを作って売り歩きたい。食、ワイン、旅、植物、レトロ趣味や文学など節…

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好きなようにZINEを作って売り歩きたい。食、ワイン、旅、植物、レトロ趣味や文学など節操なく書きます。 ブログ「日々是趣」https://finewine02.site/

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    ワイン関連の記事まとめ

最近の記事

元社畜、畑を耕してみる

「社畜」はじぶんがつくるもの 探し物をしていたら、2019年に書かれた日記のような走り書きが出てきた。 「今後の計画」とそこにはあり、いくつかの選択肢が書かれていた。 ①会社を辞めてパートを探す、または正社員を降りて古巣である店舗のパートに戻る ②週3~4の契約社員になれるか会社に交渉する ③思い切って転職する これを見つけたのがそこから2年後のことで、コロナ禍のどさくさに紛れ、こんなことを書いた記憶すらどこかに消え去っていた。 正直、驚いた。こんな前から会社を辞めたかっ

    • 西千葉のシェア型書店、いとなみ書店2.5さんの古本イベントに参加しています。 まもなくスタートです!

      • 文学フリマ東京38初参加の反省会

        5月19日、文学フリマに初めて参加した。 人もすごいし熱気もすごいと聞いていたので、設営にもたつかないことをまず第一に考えて、念入りに準備して当日は早めに家を出ることに。 開催時刻までの流れ 出店者入場が10:30からなので遅れないように支度をしていたところ、どうも雨が降りそうだということで1本早く出発。 10:30前に会場に到着し、スムーズに入場、赤いリストバンドを付けて設営開始。 コミケの類は経験しているので、最低限のディスプレイくらいは出来たけれど、周りを見ると幟や

        • 文学フリマ東京38に出店します(初めてでドキドキ)

          久し振りに開いたnote。 ここ数ヶ月はほど良く働きつつ、推し活は一点集中状態で楽しんでおりました。それ以上に初めての経験となる「文学フリマ東京38」の準備を優先した日々でした。 どうせ書くなら好きなことを好きなように、そう思ったのはZINEと出会った時でした。 内容も装丁も、こんなに自由で良いのかと。 春先に中目黒のSpace Utility TOKYOさんで行われたZINEのイベントで数冊のZINEを手に取り、自分の本が完成したら店頭に置かせてもらおうと秘かに決意したこ

        元社畜、畑を耕してみる

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        記事

          寝ている間に3月、か。

          書きかけばかりが溜まっている。 noteは義務感じゃないと気楽に考えていたら、随分ご無沙汰してしまった。 その間、5月の文学フリマに向けて執筆を進めたり、本格的にZINE制作にハマったり、細々とブログを作ったりしつつ、週数回の出勤+クラウドソーシングのお仕事。 クラウドソーシングは最初に私をスカウトしてくださったクライアントさんと3年目のお付き合いになり、その方のみに今は絞っている。 必要とされることを焦って、無理をして仕事を入れることは止めにした。 文学フリマはエッセイ1

          寝ている間に3月、か。

          クリスマスが苦しくてクルシミマスっていう古い言い回しが似合う話

          時は平成になったばかりの激動期、そしてバブルで浮かれていたある意味「なんでもあり」の時代。 私自身も上京し大学生になって、自分を取り巻く何もかもがガラッと変わり、環境変化のストレスは多少あれどやっぱりどこか浮き足立っていたのだと思う。 その頃のクリスマスといえば、今は無き「赤プリ(赤坂プリンスホテル)」を1年以上前から押さえて、高級ディナーにティファニーのオープンハートをプレゼント、といったテンプレがあった。 が、実際それやった人がいるのかは甚だ疑問である。 ちなみに当時は、

          クリスマスが苦しくてクルシミマスっていう古い言い回しが似合う話

          最近、秘かに通っているところ

          先月頃から秘かに通っている場所がある。 移動の電車内、たまたまスマホで調べものをしていた時にとても心惹かれるスポットを見つけてしまった。 本来調べたかったことを遥かに超えてくるレベルで。 都営浅草線の高輪台駅からほど近く、品川駅からも歩いて行ける場所にある「味の素・食文化ライブラリー」。 1979年に味の素(株)の70周年記念事業を前身として「味の素 食の文化センター」が設立され、食文化についてのシンポジウムや講座なども行っている財団だが、ライブラリーには食に関する書籍のみ

          最近、秘かに通っているところ

          【街ぱん】稲毛海岸「パン工房 麦の郷」

          街のパン屋さんを見つけると、なんだかワクワクしてきます。 行列のできる人気店や、ブーランジェリーを冠したような小洒落たお店も素敵だけれど、どちらかというと庶民的で地元の人に長年愛されている個人経営のパン屋さんを見ると無性にときめくのです。 今は随分減ってしまったけれど、赤と黄色の庇とか、手書きの値札とかがあるとついついトングを持つ手が活発に動きます(笑) そんな「街ぱん」を巡った記録などをまとめておきたいと思っています。 同時に旅先で出会ったパン屋さん「旅ぱん」と合わせて

          【街ぱん】稲毛海岸「パン工房 麦の郷」

          里山を走るトロッコ、養老渓谷の秋

          仕事を前倒しで終えることが出来たので、無性にどこかに行きたくなった。 都内に出るか県内で楽しむか迷ったけれど、前から行ってみたかった養老渓谷方面へ、ローカル線に揺られて行くことにした。 小旅行であっても事前に綿密に計画を立てて、行きたいところの優先順位を付け、電車やバスの効率的な乗り換え時刻も全て調べて手帳に書き込み、予定通りにいかなかった場合の「パターンB、C」まで作ってしまうのが私の常で、旅行前の手帳のページはかなり細かいことになっている。 (ちなみに血液型はまごうことな

          里山を走るトロッコ、養老渓谷の秋

          名店巡りの思い出

          友と名店を巡った思い出など。 新宿の洋食店「アカシア」さん。 アカシアの花を描いた銅製?の看板が美しく、レトロなフォントに味がある。 この店の名物がロールキャベツやクリームコロッケといった王道の洋食。 みんなであれこれ注文してシェア。 11時のOPEN前に着くように早めに待ち合わせて向かうも、10時半の時点で既に行列。ようやく入れたといった感じだったけれど、やさしく懐かしい味わいに待ち時間も吹っ飛んだ。 これは逆光になってしまったけれど、閉店してしまうと聞いて慌てて食べ

          名店巡りの思い出

          秋のチューリップ活動

          秋になったので、来年のチューリップのことを考えています。 今回は「花」の方のチューリップです(笑) チューリップはほぼ毎年植えていますが、子供の頃から大好きな花です。 多分一番好きな花なんじゃないかな。 童謡には「赤、白、黄色」と歌われていますが、最近は黒っぽい色や斑入りのもの、ユリ咲きや八重咲き、枝分かれするタイプなどいろいろな種類があって選ぶのにも一苦労です。 ユリ咲きが流行り始めた頃はそればっかり植えていたけど、最近は流行りに乗るのも落ち着いて、自分の好みに忠実に球根

          秋のチューリップ活動

          味噌作りの奇妙な一夜

          夏場は食べ物が傷みやすいけれど、味噌汁は特に傷みが早い気がする。 これは個人の好みだが、味噌汁を少量だけ作るのが好きではない。 具材をたっぷり入れて、大きめの鍋で作った方が絶対美味しい!との思い込みがどうしても拭えないのだ(いや、実際そうだと思う)。 余った味噌汁はもう数時間後には匂いが変わってくるので、最近は夏場に味噌汁を作るのは諦めて、インスタント味噌汁の世話になることもある。 味噌を手作りすると、暑い夏は発酵が進む絶好の時期。 今年は味噌を作ろうと思ったが、前職の退職

          味噌作りの奇妙な一夜

          お弁当に「ふろく」が付いていたら

          東京・西荻窪の「gallery cadocco(ギャラリー カドッコ)」さんで8月18日から開かれている「美子さんのお弁当ふろく展」を見てきました。 リンク参照推奨↓ 「美子さん」とは、幼稚園に通う息子さんのお弁当に手作りの「ふろく」を添えていたお母さん。 出版社で本の装丁を手がけていた美子さんがひとつひとつ手作りする「ふろく」は、豆本のようだったりレストランのメニューのようだったり、飛び出す絵本になっていたりと、ユニークでとても完成度が高いものでした。 花壇に咲くチュ

          お弁当に「ふろく」が付いていたら

          ちょっと前から週2回ほど外で働いています。クラウドソーシングでの仕事とちょうど良いバランスでやっていけそうなのと、一馬力に慣れていない我が家(&趣味に金のかかる妻)のリスクヘッジみたいなもんです。 お盆の夏季休暇がある職場なので、久々に「連休序盤」を楽しんでいます。

          ちょっと前から週2回ほど外で働いています。クラウドソーシングでの仕事とちょうど良いバランスでやっていけそうなのと、一馬力に慣れていない我が家(&趣味に金のかかる妻)のリスクヘッジみたいなもんです。 お盆の夏季休暇がある職場なので、久々に「連休序盤」を楽しんでいます。

          博多~鹿児島へ「好き」をたずねて

          先日、TULIPの東京国際フォーラム公演に母と行った話を書いたが、今度は彼らの故郷・福岡でのコンサートに行ってきた。 もともと今回の50周年ツアーは、7/14・15の福岡公演でファイナルを迎える予定だった。 もちろん両日ともFC先行でチケットを申し込んだが、14日は取れたものの15日はファイナル、しかも福岡ということであえなく撃沈。 結論からいうと、今秋~来年までの「アンコール公演」が発表されたので当初のファイナルがファイナルでなくなった(ひとまずの区切りであることは間違いな

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          髪を切ってみたら

          あまりの暑さに耐えきれず、髪をショートにした。 肩に付くくらいのセミロングだったけれど、この暑さの中ドライヤーで髪を乾かすのも苦痛になってきた。 ここ10年近くは前下がりボブがそのまま伸びたような感じで、クリップで後ろやサイドを留めていた。 何となくショートにするのが嫌で、肩に付くくらいの長さはどうしても欲しかったのだ。 実のところ、昔からショートにすると褒められて、伸ばすと反応はイマイチ。 自分でもそれは気付いていたけど、それに抗うように切るのを拒んでいた。 なぜそんなこと

          髪を切ってみたら