床木愛宕神社の「春祭」。
佐伯市弥生の床木(ゆかぎ)地区。
4月、「愛宕(あたご)神社」の春祭りです。
祭礼で、神様が神輿に乗り、
人里(氏子のもと)に降りてきますと・・・
たくさんの地域の方々が集まり、賑わいます。
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綱切神楽や湯立神楽が場を清め、参列する人々の邪気を払います。
そして・・・、杖踊りも。
ここにはしめ縄がかかっているものの、鳥居もなく、神社ではありません。
御旅所という場所です。
神輿で降りて来た神様が、仮に休む神聖な場所です。
(実は、わたしは佐伯に住んで、はじめて知りました・・。)
ここで春祭りが行われます。
ここ床木は、もともと「天領」。独特な文化が感じられます。
さてさて、ここからです。移動のはじまり!
人里(御旅所)から、聖域(神社)への神様のお帰りです。
この行列、そしてロケーション。
私にはたまりません!!しびれる~!
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この文化がうらやましい。
さあ、まもなく神社のふもとに到着します。
左の山にご注目ください!!
この山を、石段を登るのです!!
先ほどの御旅所と対(つい)の関係性といいますか、
こちらには鳥居があり、神様がお帰りになる神社となります。
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お神輿(みこし)に乗った神様を、石段を登って送り届けます。
杖踊り、獅子舞などを済ませましたら、準備はオーケー!
いざ!
いやあ~、結構な傾斜ですよ。笑
でも、伝統行事とは、いつも危険と隣合わせなのかもしれません。
ぜひ、現場を見ていただきたい。
本当に素晴らしいものを見させていただきました。
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ちなみに、二日にかけてお祭りが行われ、初日は逆に山から下りてきます。
「神様をお迎えに上がり、人里(御旅所)にお連れし、祭礼を行い、また神社にお送りする。」
(これがスタンダードな祭りって、わたしは全然知りませんでした!恥)
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いいなあ~。
ほんとに大事にしたい文化です。
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