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始まりの海

一人きりのホテルは、私には広すぎた
マグカップにコーヒーを注ぐ時間さえ、長く感じた
潮の香りに涙を引き連れて

孤独が部屋を包み込む、
静寂が心を満たす中で、
希望の灯りがゆっくりと揺らめく。

失恋の痛みが、胸をえぐり
彼との思い出を抱きしめて
私は眠りにつく

波のリズムが過去の痛みをやわらげ
空の青さが未来への道しるべとなる

新たな旅が幕を開ける この場所で
喪ったものよりも 手に入れるべきものがあることを知った

一人きりのホテルで 私は再び生まれ変わる

静けさの中、心のざわめきで過去を洗い
空っぽの部屋で孤独と未来を愛す
そして新しい自分を見つけるのだ

〇と△シリーズ

好きな言葉をお題として組み合わせ詩を作る
今日は
白いマグカップ × 海 

傷が深いと、前に進むのに時間がかかる
一人の時間も、ざわつく心も、過去を悲しむことも
全部全部やり終わって、やり尽くして
だから前に進めるときもある
自分の気持ちを素直に出すのは難しいけれど
あなたは自分に嘘をつかなくていいんだよ
一番の理解者でありたい
苦しい時は私も話を聞けますよ^^


儚く/美しく/繊細で/生きる/葛藤/幻想的で/勇敢な 詩や物語を作る糧となります