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それでも恋するバルセロナ

こんにちは、金曜担当のKanaです!今日は、私が住んでいる南スペインの州都セビージャから800kmほど離れたバルセロナよりお送りしております。

3日前のこと、私は最悪な1日を過ごしておりました。

怒りと悲しみで心がかき乱れどうにかなってしまいそうで、気づいたら翌日のバルセロナ行きのフライトと、3泊分のホテルを予約していました☆w

今までも、「今日ふらっと飛行機乗ってどっか行っちゃおうかなぁ〜♫」と思ったことは幾度となくあったのですが(客室乗務員という仕事上、格安で飛行機に乗れるのです)、実行に移したのは初めてのことです。

日本とスペインを10日ごとに往復する生活を送っていた私が、4ヶ月以上セビージャからほぼ出られない(うち2ヶ月間は家から出ることすらままならなかった)状態になったわけですから、色々と限界だったんだなと思います笑

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5年ぶり、5回目のバルセロナ。

最高〜〜〜♡♡

ひとり旅、自由、知らない街並み、初めて見るお店。

最高〜〜〜〜♡♡

なんて書くと、「普段どれだけ辛い日々を過ごしてるんだ....笑」と思われてしまいますが、全然そんなことはないんです。

セビージャでの日々は、まるでこたつの中のようにぬくぬくほんわりしています

優しい家族や友人がいて、街の地図はすっかり頭に入っていて、馴染みのカフェも八百屋さんもあって。

道に迷った!とヒヤヒヤすることも、こういう時はどうしたら...と迷うことも、過度にスリに怯えることもなく、30分もあれば街の行きたい所には全部行けてしまう。絶対に自分を裏切らず、支えて愛してくれる人たちが手の届くところにいる。

それを幸せと呼ばずしてなんと呼べばいいのでしょうか。

そう、私は恵まれている。だからこそ何も言えなかった。言ってはいけないと思った。これ以上望むのは贅沢だと思っていた。

でも、ここに来て気付いたんです。

私は、変化を求めて動かずにはいられない人間だということを。

好奇心を掻き立ててくれる、未知なる世界にどうしても惹かれてしまうことを。

新しいものが次々生まれる環境に幸せを感じることを。

そして、私と同じものを求める人々が集まっているであろうこの街が大好きだということを。

そしてそれは、大好きで、安心安全で、どんな時も信頼できる仲間・ホームを求めることとなんも矛盾しないんだということを。

ほくほくと温かいこたつの中でキンキンに冷えたアイスを食べてもいいのと同じように。

むしろ、そんな人生最高すぎるじゃないか。

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幸せの形は1つじゃない。

まずはその多様性を知り、気に入ったものはいくらでも人生に取り入れていけばいいんだと思います。

はぁ〜、来てよかったなぁ☆

Kana 


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