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暗く憂鬱なこの世界で 君はどんな夢を見るのか

先日何気なくFacebookを見ていたら、とあるニュースが目に飛び込んできました。大学時代の友人の訃報。金銭目的の計画的殺人事件…信じられませんでした。

そこまで親しい関係ではなかったけれど、大きなショックを受けた私はしばらく呆然とへたり込んでしまいました。

悲しくてやるせなくてどうしようもない、この類のニュースを目にするたびに私は「この世に本当に神様なんているんだろうか」と絶望的な気持ちになります。

世の中を見渡してみれば、この頃は暗いニュースばかりですね。

止まらないコロナ危機、失われていく命、終わらない戦争、加速する気候変動、経済危機、経営破綻、困窮していく人々、先の見えない未来…

ちっぽけな自分が例えどんな希望や希望を抱いても

「そんなの無理だよ」「世界は大変なことになってるんだから」「そんな甘いこと言ってられないでしょ」

自分よりもっともっと、とてつもなく大きい何かからそんな声を、圧力をかけられている気がして。

「やっぱり無理なんだ」「もう諦めよう」

そうやって1つ1つ希望の芽が摘み取られ、人々の歩みが止められているような…そんな閉塞感を感じる今日この頃。

でも、私は思うのです。

こんな時だからこそ「明るい未来を信じること」が大切なんじゃないかと。

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他人からどんなに都合が良いと言われても、夢を見すぎとか高望みだとか現実はそんな甘くないとか言われても、私は私が望むもの、夢や希望を曲げないと決めました。

欲しいものは欲しい、叶えたいものは叶える、手に入れたいものは絶対に手に入れられる。それを信じ抜いて、日々できることを淡々とやっていく。

今の世界において一番難しいことは、まさにこの「自分の夢や決断を信じ抜く」ことなのではないでしょうか。

なぜなら、スマホを開けば「世界は大変なことになっている」

ニュースを見れば「戦争は終わらない」

周りを見渡せば「お前はちっぽけで無力な存在にすぎない」

そんなメッセージであふれかえっているのですから。

そうして私たちは周りの声や不安に負け、人生のどこかで折り合いをつけ矮小化した夢で満足したり、自分を納得させ諦めてしまうことの方が多いのではないでしょうか。

私自身も冒頭に書いた友人の訃報をはじめ、在住しているスペインという国・客室乗務員として勤める航空会社の状況を耳にするたびに、心臓をぎゅっと掴まれるような不安感に襲われます。

おまけに、まさに来月から独り立ち&引っ越し&新生活をスタートというタイミングにいるので「延期した方がいいのかな」「一人で生きていけるのかな」なんて疑問は何百回と頭をよぎりました。

けれど、私は決めました。これから何があっても、先の見えない未来や予想外な展開が待ち受けていたとしても、私は絶対に大丈夫だと。そのためにできることは何だってやってやると。

そして毎日、自分を助け支えてくれる全ての人・こと・恵みに感謝しながら、1日1日を大切に生きる。その日・その瞬間に出来ることを全力で淡々とやり続ける。それでいいんだと思います。

だって、こんな目まぐるしく全てが変化していく時代を生きている以上、「数か月後の未来がどうなっているのか」なんて心配したってしょうがないじゃないですか。

明日には首相が代わっているかもしれない。

明日には会社が倒産しているかもしれない。

明日にはこの世にいないかもしれない。

けれど、今のこの瞬間─私はここで息をしていて、美味しいご飯が食べられる環境に生きていて、パソコンに向かいnoteを書いているということは揺るがない事実です。

大好きなあの人が隣で本を読んでいて、ペットのミーちゃんが膝の上ですやすや寝ているというその瞬間は、他の誰にも奪われることのない、尊い幸せの1ピースです。

そんな「今・ここにある幸せ」に感謝しながら、今できることを全力で、淡々とやり続ける。そして、この先には明るい未来が待っているのだと信じ絶対に諦めない。


「100万回だめで 望みなくなっても 100万1回目は来る」

「明日がその100万1回目かもしれない」


そう信じ今日も生きていこうと思います。

良い週末をお過ごしください。

Kana


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