鬱と、きらめき。| 詩
きらめきはいつも
ふとしたところから顔を出す
猫があくびをした時
雨上がりの公園をてくてく散歩した時
親友のようなベッドでゴロゴロしている時
生きることが
もうどうにも辛くなってしまった時
そんな時
きらめきは
そっと顔を出して
うまく心に触れて広がっていく
それは小さな宇宙のようで
私が私を諦めないように
ケタケタと遊んでいる
もうダメかなぁと思ってたところに
今日も一つ
きらめきが生まれて
また明日も生きようとする私が
ぴょこんと顔を出した
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