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靴紐ほどきながら | 写真・詩


この世界から音が聴こえなくなった時

はじめて自分の心を撫でた

ゆっくり下手な輝きで

震える小さな星たち

靴紐ほどきながら

もうちょっと休もうよと笑って見せた

君のおかげで取り戻せたものがある

私たちはまだまだこれからだ

これからいくらでもやり直していける

そう思った時

また自分の心臓の音が聴こえた


靴紐ほどきながら空を見上げた
海の広さを感じて
少し休んでみる
心臓の音を聴いて
またここから。できるところから。

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