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118.コンプレックスから逃げて写真嫌いだった私が変わってきた理由〜考え方編〜

私は写真が嫌いでした。
(今でも完全に克服したとは言えませんが)

集合写真はもちろん、家族写真はもっての外!
写真を撮られるときは嫌すぎて真顔。

写真を撮る時には絶対に笑いたくない。

それはコンプレックスと向き合いたくないから。
私は口元がコンプレックスなので歯を出して笑うなんて無理。
幼い頃容姿や笑った顔を否定されたことも大きな要因にあるのかもしれません。

結果写真を見て、自分の容姿を人と比べてただ落ち込む。
「友達は普段見ているままなのに左右反転した本当の私はなぜこんなにも酷いのか。」
「鏡で見る私はもう少し可愛いはずだ。」

幼い頃から容姿を指摘されてきたこともあり自身なんてない。
とにかく写りたくない、後ろに行きたい。

中学生まではずっとこんな感じでした。

そんな私の考え方を変えたものが2つあります。


①たまたま読んだ小説から学んだ人と比べない在り方


たまたま図書室で表紙で選んだファンタジー小説
タイトルは全く覚えていないのですが、宝石の名前のついた3人の女の子の冒険物語だったと記憶しています。

当時夢中になって読んだその本の中でとても印象的なシーンがありました。
うろ覚えですがざっくりこんな感じだったかと

主人公達はある町で綺麗な女の子達に出会うのですが
その子達は互いに容姿を褒め合っています。
その子達の家には鏡が一才なく、水面にも近づかない。
つまり彼女達は自分の顔を一度も自分で見たことがない。

というもの。
これを読んだとき、
自分を知らないから人と比べることもなく
お互いに褒め合うことでお互いに自信を持っているからこそ
それが体現されている様子に
実際自分が自分をどう思っているかが大事なのではないかと気づきました。

人と比べるから辛い。
であれば常に比較対象が自分であれば前向きになれる!
そして自分で自分を否定しすぎないこと。
昨日の自分よりコンディションが良ければ自分を褒める。

なかなか身に付くまでは慣れませんでしたが
ありがたいことに高校の親友がまさにこの考えの持ち主で
一緒にいるうちに他人と比較することなく
自分のままどう向上できるかを考えるようになりました。

今回このきっかけ本のタイトルが思い出せず、検索をしたところ
「エリアドルの王国」
という児童書でした。
この本なんと当時13歳のフランス人の女の子が書いたものだったそうで、ほとんど同い年の子にきっかけをもらったんだなと思うと感慨深いものがあります。


②笑顔で嫌な思いをする人はいない


これは私と同じように自分の笑った顔が嫌いという部活仲間に出会ったときに気づいたことです。

その子は無表情な子ではないのですが
ふとした会話の中で自分の笑った顔が嫌いと言いました。

そう言われた時に
私はその子の笑顔が好きだったので驚きました。

そして同じことを少なからず自分も思っていたので
その瞬間に自分だけが自分の笑顔が嫌いなんだということに気づきました。

だって今まで出会ってきたどんな人でも
その人の笑顔が嫌いって思ったことは一度もなかったからです。
むしろ笑顔でいてくれたら嬉しいし、みんな笑顔は素敵だなと思います。
100万ドルの価値があるというのは間違いない。

そこから私は写真で歯を出して笑えるようになりました。

結局自分だけが気にしていることっていっぱいあるんだなぁと感じます。
自分を否定してしまいがちなのも、自分に興味があって理想の自分があるから。

であればそこに一歩ずつ近づいていけばいい!!


正直今でもありのままの自分の写真はあまり好きではないですし
1人で映る写真は抵抗があるのは間違いありません。

でもみんなでなら写真も楽しい!
そうやって変わってきました。

次回はもう一つ私の写真の価値観を変えたお話をしようと思います!


ではまた次回♪

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