恋の終わり。

別れようってそんな言葉が言えないまま。

いつしか僕は彼女との関係を続けようと思っていた。

でもそうじゃなかったかかもしれない。
彼女は少し笑って、別れを告げた。

僕と付き合ってて悪いことがあったのかと思う。
そんなこと見当たることもなくて、
考えは夜まで続いてたけど

そんなのどうでもいいくらいに
彼女はずっと考えていたのかな。

戻れるならあの言葉とかあの仕草でも
やり直せてたら変わってたのかな。

でもそんなこと思ってる自分が恥ずかしくて。
思えば思うほど、君を考えてるんだ。

戻れるならあのLINEの返信考えておけばよかったな。
正解を考えるほど苦しくなるけれど。

それが正解だったよなんてね。
君は思わないけれど、僕は考えてるんだ。

この思い出がいつか綺麗になってね。
思い出かのように話されるのがなんか悔しくて。

夜中のブルーライトが僕の後悔をそそのかす。

表面的な会話で終わってればよかったって。
どうでもいい言葉を並べればよかったって。

もう戻れないことが現実として
僕を笑ってるけど

それでも好きだったことは変わらなくて。
いえなかった好きたってちゃんと言葉にするから。

信じてなかった神様にもすがっちゃうこの言葉は嘘なのかな。

嘘じゃないと心が言ってるけれど、
現実を認めたくない僕がいて。

来年には笑っている僕をイメージする。

それでも現実味はなくて、悲しくなるけど。
さよならって僕は笑ってるしかないんだ。

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