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真の「女性活躍」を目指す企業の一員として

こんにちは。ワカルク代表の石川です。

2024年1月23日(火)東京国際フォーラムにて、東京都が主催となり、女性活躍・ダイバーシティ経営の推進に向けた、経営者の意識や職場の文化の変革を促す社会的なムーブメントを醸成するためのイベント、『東京女性未来フォーラム』が初開催されました。

女性活躍・ダイバーシティ経営の推進に向けた共同宣言

今回、ワカルクも登壇機会をいただき、本イベントの趣旨に賛同した企業30社のトップと小池都知事とともに、女性活躍・ダイバーシティ経営の推進に向けた共同宣言を行いました。

イベント趣旨を熱く語る小池都知事
共同宣言企業一覧

創業時のブログにも書きましたが、

私が就職活動をした当時は、まだ今ほど女性が出産・育児をしながら働く環境が整っておらず、多くの女性が結婚・出産を期に退職をしてしまい、再就職も難しいと言われていた時代でした。

私は文句一つ言わず、働きながら3人の子どもを育ててきた母の背中をみてきたので、自分も働き続けることは当然だと思っていましたし、何が両立を難しくしているのか、その理由を知りたかったし、何か問題があるなら解決したいと思って、「働くということ」「人と組織の関係性」をテーマに仕事にすることに決めました。

私は、20歳から今にいたるまでずっと、ライフイベント中の女性が仕事と家庭を両立させながら働き続けられる環境はどう実現できるのだろう?ということをテーマに生きてきました。
私自身も、M字カーブがまだまだ話題となっていた14年前の1人目の出産時から、8年前の3人目の出産時、そして今と、行政の子育て支援や会社の制度の充実など、世の中の変化を感じてきたことはたくさんあります。

それでも、2023年のジェンダー・ギャップ指数は、日本は146カ国のうち過去最低の125位。主要先進国(G7)のなかでも最下位。特に、政治、経済の分野で、意思決定層の女性比率が低いことが大きな課題。

東京から社会を変えていく。

今回、東京都が
『変えていこう、東京から。動かそう、日本を。』
をスローガンに掲げ、女性活躍推進に向けた社会的ムーブメントを醸成する動きをスタートしてくれたことは非常にうれしく思います。

トークセッションで各社のトップの方々がおっしゃっていたお話に、私自身も大変勇気づけられましたので、ほんの一部ですがご紹介いたします。

  • 女性の登用で、男性も変わる。自社が変わると、業界も変わる。

  • 意思決定層に女性を登用することが一番大事。そのためには、意思決定層がガラスの天井を反対側から突き破らないといけない。

  • 数値目標は、トップの意向を示すのに大事。リーダーがコミットして進めないと変わらない。

  • 問題点の指摘は意味がない。頑張ってるリーダーをフォロワーシップで応援しよう。

  • 働き方と業績、働き方と働きがい、どちらも二律背反ではない。両方を叶える。

  • 男女共にライフイベント含めたキャリアプランをつくる。「こうあるべき」のステレオタイプでつくらない。

  • 女性自身もキャリアに対する考え方を固定化させない。ジャングルジムキャリア

  • 教育、家庭内の意識改革が重要。

  • ロールモデルよりも適切なメンター。

  • パッチワークモデル。繋ぎ合わせて自分なりのロールモデルつくる。

  • 男性育休は進んできたが、時短勤務は99%が女性。男性も時短をとれるように。

真の「女性活躍」を目指す企業の一員として

ワカルクでは現在、ライフイベントの影響を受けやすい女性を中心に、働き方の選択肢を増やすべく事業を進めておりますが、今回の共同宣言をきっかけに、日本の真の「女性活躍」を目指す企業の一員であるという自覚を持ち、ワカルクの取組み、好事例を積極的に発信していきたいと思っています。

ワカルクの宣言

2024年2月8日開催「ライフ・ワーク・バランスEXPO東京2024」に出展します!

先日、ワカルクは令和5年度「東京ライフ・ワーク・バランス認定企業」に選定され、2024年2月8日に東京国際フォーラムで開催される「ライフ・ワーク・バランスEXPO東京2024」の認定状授与式に参加いたします。

当日はワカルクも認定企業としてブース出展をし、「これからの多様な働き方」をテーマに取り組み事例を紹介します。
お近くへお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!

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