デザイナーの育て方

私はデザイナーとして早20年近く過ごしてきた。
その中で6回転職。
それの続きはまた追って書くとして

https://note.com/saekko/n/ne531cd2cdb88

年々困るのが年齢と共に後輩が出来ること。

私のデザイナーになり始めた頃はまだまだブラック企業時代。

先輩は絶対。

クライアントは神

代理店はありがた迷惑な神。

そんな感じでした。(捉え方は人それぞれなので違う方もいらっしゃるとは思いますが)

好きを仕事に!その為には見返りを求めず、給料を貰ってるのに勉強させて頂いてる。

好きな事を仕事に出来てるだけ有難いと思え。

そんな時代。

そして育った頃に出来た後輩達はゆとり、さとりと呼ばれる世代。

Aをお願いしてもAとBとCを持って来ず、

D(やりたい事)だけやってきて帰る。

言い過ぎるとパワハラと呼ばれ、

褒めて伸ばすも褒められて来なかったので上手に褒められない。

どうしたらいいかわからない→自分でやる方が早い。

後輩は帰る。育たない。もはややる気が無いのか?

撮影の準備をお願いしたら「本業をやりたい」と言われ断られた。

私達の本業とは何だろうか?

グラフィックデザイナーだから

グラフィックデザインを作る事だろ!と思われがちだが

グラフィックデザインと言えども

依頼される→提案する→撮影する物があれば撮影→その為の準備→撮影→ディレクション→セレクト→レタッチ指示→レイアウト→確認→印刷業者に入稿→色校正→納品

それが一連の流れなのだが、

その中のデザインをしたいと言うのはどこを指すのだろうか…

ああ、、どうやって伝えるか困ったものだ。



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