💐おうち活け花 ～芍薬（リリアン編）　⚠️今回は時事ネタなど、花の話題以外にも色々語っています🙇

はじめに、タイトルとは関係のない余談というか近況ですが、先日、髪をばっさりと切って夏向けのショートヘアにしてきました✂️

明確な終わりが見えない長～い疫病問題とその爪痕で、明らかに言動のおかしくなってきた人たちが大勢いる中で、誰か話の通じる相手と会話したくなったとき、私はどうやら美容院に行く癖がついてきたようです(^_^;)　もちろん、コロナ以前にはなかった傾向ですけどね。そもそも私は、昔から（独り身のときでも）めったに人恋しくならない薄情者の個人主義者ですし💧　何かイレギュラーなことや困ったことが起きたとき、私に話を聞いてもらおうと駆け込んでくる人は意外と（？）よくいるんですが、思えばその逆はなかったのです。

私の行き付けの美容院は、女性一人で切り盛りされている小ぢんまりとした美容院で、もうかれこれ16、17年ぐらい通っているんですが、そういう時だけうまい具合に他のお客さんの姿がなく、一対一で話せたりするんですよね。まるで導かれたかのように。そこの美容師さんとは年齢は近いんですが、親しい友人ともまた異なる程よい距離感のまま、変わらぬ態度で接してくれるありがたい存在です。

そこで最近気になっていた色々のこと、すぐ隣の奈良で起きた例の大事件も含むあれこれを、お互い暗いテンションではなくサバサバとした調子で語り合い、かなり調子を取り直すことができました👍　巷を騒がせる事件ばかりでなく、ここ数ヶ月（約半年）は、個人的にも色々ありましたからね。詳しくは話せませんが、実はウ◎ラ◎ナから逃げ延びてきた一部の人たちの世話をするような仕事にも、少しだけですが携わっていました。特に５月あたりはべらぼうに忙しかったし、同じことに携わる者同士の間で、いくらか悶着もありました💧（←価値観の押し付け甚だしいワクチン反対派の陰謀論者とか、病的な虚言癖のあるパワハラ爺とか、なかなかの個性派揃いでしたからね😓）

さすがにそのあたりの詳細までは、コンプライアンス違反になるため美容師さんにも語れませんでしたが、言いたいことは充分に言い合えて解消できたかな、と思います。感謝感謝です。

（⚠️ちなみに、前回の記事では、あくまで暴力的な手段を用いること、という点にのみ焦点を絞って書きましたが、被害者が亡くなった途端に口を揃えて聖人あるいは英雄扱いする傾向には、薄気味悪さを感じてなりません。ある種の集団狂気というか何というか……、典型的な思考停止の一例ですね。挙句の果てに、よもやの国葬とな……？？？

私は京アニ事件のあとに起きた連鎖的な事件のように、ショッキングな出来事に触発されてあとに続く輩がまた出るのではないか、という危惧から、今後社会への影響が心配される、と発言したのですが、結果的にはそれ以上に危うい風潮になってきて、正直、あいた口が塞がらない状態です。社会全体に響き渡る、何とも形容しがたい不協和音。気色悪いにも程がある💧

私は、たとえ被害者側にどんな非があり、どんな理由があったとしても、あんな形で私刑を加え、暴力によって命を奪っていいことにはならない、とだけは声高に主張し続けますが、臭いものに蓋をして、一部の事実をなかったことにしてまで、強引に被害者をまつりあげる聖人視というのは、非常に稚拙で感情任せな行為だと思います。その根底に見え隠れするのは、一見真逆のように見えるこの国の悪しき傾向、「問題のある奴がひどい目にあうのは自業自得。起こるべくして起こった天罰みたいなものだ」とする一方的な被害者叩きの根っこにあるものと、同じ思考パターンです。

被害者たるものは、あらゆる意味で潔白であるべきで、人柄や行動に僅かでも非が認められる人物には、被害者を名乗る権利資格を一切認められない──という暗黙のルール。

ではこの世の誰一人として、「被害者」には該当しないことになりますよね？　一点の曇りもない完璧な人間など、はじめからどこにも実在しないのだから、脅されようが殴られようが刺されようが撃たれようが、誰も「こんなひどい目にあった！」と訴えることが許されない社会、ということになります。実際、何らかの被害にあった人が声をあげる度、反射的に「被害者面するな！」と、束になって袋叩きに乗り出す人たちを、イヤというほど多く見かけます。被害者の性格的な問題点を一つでも見つけようものなら、「ほら見ろ、お前がそんなダメな奴だから攻撃されたんだ」と、いちいち原因に結びつけて。

極論もいいとこですね。人間も物事も、白か黒か──？　真っ白な聖人以外は全員黒で、悪人であるからには何をされてもよし、と？？？（この国は確か、中間のグレーゾーンを理解できることを美徳としていたのではなかったか？？？💧）

そんなだから、逆に今回のようなケース──つまり手段があからさまに野蛮でショッキングなため、被害者・加害者の区別に関しては疑いの余地がないケース──では、被害者をちゃんと「被害者」にしておくために、全面的に肯定的な評価をしなくてはならないような気がしてしまい、聖人のように扱わざるを得なくなるのです。それこそ何かの怪しい宗教のように、非現実的なレベルにまで美化・神格化して。

被害者も加害者もただの人。どっちが白でどっちが黒か、ではなく、人間であるからには、どっちもそれなりに白い部分はあるし、またどっちもそれなりに黒い側面がある。あって当たり前。だから人柄だの何だのを判断基準にして裁こうとするのは、端から無意味な行為です。聖人扱いもダメ人間扱いも、結局は同じこと。

対象が何者であれ、理由が何であれ、決して許されない行為がある、という点だけは見失わないよう念頭においた上で、尚も背後にあるものをしっかりと見極め、感傷で誤魔化されないよう、とことん追及していく姿勢が今こそ必要だと思う。背後事情や双方の問題点を、暴力という手段の是非に結びつけることだけは決してないよう、「それとこれとは別問題」として、細心の注意を払いながら。

……といっても、ここnoteには、わざわざ言われるまでもなく、そのあたりを冷静に判断できている方、流されない方が多く見られ、私目線には大きな安心感に繋がっています。何事か起こる度、「これだから人間は💢」と捨て鉢な言い方になりがちな厭世人の私でさえ、「いや、まだまだ人間も捨てたもんじゃないぞ」という気にさせてくださる皆様の存在に、改めて感謝いたします A^_^;)）

──ああ、途中から何やら、カッコ書きで長々と力説してしまいましたね💦🙇

美容院での話に戻ります（←無理矢理やなぁ）が、この日の帰り際には、一つ嬉しい知らせもありました。昨年末、私は自分の作品（小説２冊）をその美容院に寄贈し、他のお客さんたちの目にも留まる待合のソファー席のあたりに置いていただいたのですが、今ではひっきりなしにどなたかが借りて帰り、ちょっとした図書館のような状態になってきた、というのです。私が訪れたこの日も、ちょうど誰かが持ち帰っていて、貸出中でした📚

本を手渡した当初は、内心「ちょっと厚かましかったかな、やっぱり邪魔かな？💦」と思っていたんですが、他のお客さんたちとの間で「あなたの美容室、作家さんも来るの！？　私も読んでみたい！」と話題になって盛り上がり、思いのほか好評だとのこと。書き手としては、これ以上に嬉しい話はありませんよね？　正直、只でもいいから読んでもらいたかったのです😅

（💸どのみち日本の低～い印税率で飯は食えんので、金儲けは最初から念頭にない💧　売上なんて雀の涙ですよ。資料集めや取材経費まで踏まえると、完全にマイナスです💧　書き手は所詮フリーランスですから、経費なんて誰も出してはくれないのです。コロナ禍で露呈してしまった通り、この国はつくづく、芸術や文学など創作系の事柄を単なる道楽者の遊びとして「不要不急」に分類してしまう国柄だし、他業種においても総じて金払いの悪いドケチ国家ですから、何事も自腹の自己責任です。稼ぎどころは別に見出し、創作を続けるため、読んでもらうための道を自力で模索するしかないわけです😅）

……あ、今度はカッコ書きでさりげなく？愚痴ってしまいましたね💧笑

失礼いたしました🙇
今一度話を戻しましょう(^_^;)　←今回脱線しすぎやろ💢

読むという行為は、それなりに時間と労力を要するので、入手してもちゃんと最後まで読んでくれている人が、果たして何人いるのだろうか、本当は誰も読んでいないのではないか？？？　などという不安に駆られることも、実は少なからずあります。最近ではもう引退すら考えて、「誰も読まないかもしれないものを、わざわざ手間隙かけて書くなんて、私は一体何をやっているんだろう。もう若くもないんだし（←外見上は30前後ぐらいと勘違いされがちですが、現実には御歳45のオバ◎ンですから💣）、あとの貴重な残り時間は、終活のためだけに費やした方が懸命かもしれない」とすら思っていました。なので、絶え絶えの執筆意欲を取り戻すのに、これほど効果的な知らせは他にありませんでしたね。ああ、ちゃんと読み手が実在したんだ、と。

（⚠️断っておきますが、私の言う「終活」というのは、今後いつ人生が唐突に終わったとしても、「あれをやっておけば良かった、これもやっておけば良かった」という悔いを残さずに済むよう、できる範囲で精一杯今を楽しみ、美しいものからおぞましいものまで、目の前の世界をしかと味わっておく、という前向きな活動を意味していて、自◎願望のようなネガティブなものではありません。だからすでに、今現在も終活真っ最中と言えなくない私の姿は、傍から見れば、常に全力で遊んでいる楽しげな人、といった感じで、むしろポジティブだと言われることの方が多いです。文章でしか私を知らず、普段の私を見たことのない皆さんには、全くもってイメージできない話でしょうけど😅　←たぶん、普段から陰気な奴に違いない、とか思ってますよね？　違う？？？🤣）

──まあそんなわけで、今は久々に本腰を入れてものを書こうと、詩集の編纂に取り組んでいるところです。新しく一から小説を書くのとは違って、これまでに生み出してきた詩作品の数々を、一冊の本にまとめるだけですけどね。それはそれで手間隙かかるし、表紙デザインをどうするかとか、製作年代順に掲載するか新旧織り混ぜて飽きない構成にすべきかとか、やること、考えることがいっぱいです💦

さて、ずいぶん長い前置きというか、本題とは全然関係のない近況報告や時事ネタ系の話ばかりでしたが、ここからはようやく、いつもの切り花観察記、「おうち活け花」の時間です。

そう、これでも一応お花が主役の記事なんですよ💦　←もはやこの記事自体がカオスですね A^_^;)

まずは上の画像👆をご覧ください。３つある蕾のうち真ん中の薄いピンクの芍薬が、今回ご紹介するリリアンです。固有名詞っぽいですが、私が勝手につけた名前などではなく、品種名ですよ😉

同時購入の３つの蕾の中では、このリリアンが最初に開花しました。ユリや他の白系芍薬の花瓶の後ろで、ふわっと少しだけ花びらを開いた咲きかけの姿がこれ👆

上から撮るとこんな具合です👆

完全に開ききるまでは、形が整わず歪いびつな姿になりがちなのが芍薬の難点ですね💧

右半分がなかなか開ききらず👆

片方だけ先に開いちゃったんですよね A^_^;)

ようやく綺麗に開花しました👆

確か、購入して３日目ぐらいだったかな？

ご覧の通り、黄色（クリーム色）と淡いピンクのグラデーションで、実に爽やかな色合いでした✨

正面からのワンショット👆

花びらがいっぱいです！
ただ、その花びらが芍薬にしては案外硬く、モフって気持ちいい品種ではありませんでしたが(^_^;)

同時購入の２番目の芍薬も開花して、そろそろ花瓶が窮屈になってきましたね👆笑

そして他の子たちとは花瓶を分け、お一人様に。

ちなみに、中央部分が盛り上がるこういう形状の芍薬は、手まり咲きというのだそうな。冠かんむり咲きより更に一層ボリュームがあって、フサフサしています。

ご覧の通り、息を呑むほど美しかったですよ✨

ダイナミックな大輪なのに、不思議と清楚でもある洋風の美人、という印象でしたね👍

どうにか今年のうちにリピできないかと思い、この子が萎れてしまったあと、あちこちで探してみたのですが、その後この品種にはお目にかかれず😭　バートセラと同じく、また来年までお預けですね。気長に待ちます💐

ではでは、芍薬のシーズンはとうに過ぎてしまいましたが、未公開の画像がまだまだありますので、残りの芍薬たちの記事もお楽しみに😉（今度はなるべく愚痴りません！　たぶんね！笑）