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孫子の兵法書とビジネス

およそ2500年前の著作であり、

現代でも世界最高峰の軍略書

と名高い。

フランス皇帝ナポレオン、アレクサンドロス、武田信玄、徳川家康、東郷平八郎、毛沢東、ビルゲイツ、孫正義…。

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古今の名将・経営者を魅了してやまない不朽の名著です。

軍略書としては勿論、ビジネス書としても古今東西の起業家、ビジネスマンにも愛用されてきました。

乱世を生き抜いてきた知恵は、現代の混沌とした世界と向き合う上で強力な御守りになるでしょう。

諸葛孔明でお馴染みの三国志の中でも、たびたび孫子が採り上げられ戦の勝敗を大きく左右しています。


それでは、そもそも

孫子とは何か

を誕生の歴史からひも解いてみたいと思います。

著者の孫武は、今から2500年前(春秋時代末期)の斉(現在の山東省)出身で、新興国であった呉に仕え、当時の中国の列強国にまで押し上げた人物です。 

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なお、孫武の子孫といわれ、斉に仕えた孫濱 (そんぴん)も兵法書(孫濱兵法)を著しており、かつては『孫子』の著者は孫濱であるとの説もありました。

『孫子』の構成は約5000文字

(400文字の原稿用紙12枚ほど)になります。

今回はその中でも「ビジネス、試験、生活」の上で実践的なものを抜粋して解説しています。


構成は13篇

になります。

1、始計篇 - 序論 戦争を決断する以前に考慮すべき事柄

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