見出し画像

合格した社会保険労務士試験当日の話②

北海道在住のコンサポ登山社労士のkakbockです。

私は、令和3年度(第53回)の社会保険労務士試験に合格しました。
令和2年度の試験を受験したのが初めてだったので、2回目での合格でした。

今回は、令和3年度の社労士試験の本試験当日の話(つづき)について書き留めたいと思います。


(1)本試験会場到着

本試験当日は余裕を持って自宅を出発し、予定どおり会場に到着しました。

会場の建物に着き、試験室のある3階へ階段で登りました。

階段を上がったところはいくつか長椅子はありましたが結構狭くて、早めに着いた皆さんが立って参考書を読んでいました。

まだ試験室には入室できなかったので、私も空いてるところを探して、元喫煙室の入り口付近に立って、スマホで過去問を解いてました。

試験監督の方(社労士会の方?外注の方?)が試験室に入室できると案内してくれて、試験室に入室して自分の座席を確認しました。

一つの机に3人掛けのところ、真ん中は空席のため、2人ずつ座ります。
二つ目の机の左側で、後ろから2列目が私の座席でした。

前の方よりも後ろの方が良かったのですが、しかも私の後ろが結局受験しなかったようなので、一番後ろでした。

正直、「ついてるな」と思いました。


(2)本試験:午前の部(選択式)

社会保険労務士試験の午前の部は、選択式と呼ばれるもので、試験時間が10:30~11:50の80分です。

1問あたり,5つの空欄に対して20個の選択肢の語句とか数値が与えられ、それぞれ選んで解答する空欄補充問題です。
計8科目出題され,1科目1問につき5つの空欄があり、空欄1つが1点で計5点となるため、選択式全体で40点満点となります。

選択式の基準点(いわゆる足切り)は,原則として「総得点40点満点中25点前後正解,各科目5点中3点以上正解」です。

特に重要なのが「各科目5点中3点以上正解」で,1科目でもこれを下回ると,その時点で不合格(基準点割れ)となってしまいます。

ただし,「補正」(救済措置)として,この基準が一部の科目で変更されることがあります。

私の場合はこの補正がものすごく影響することになります。

自信を持って答えられた箇所は少なかったので、コレは厳しいかも と正直思いました。

特に、よく鬼門と言われる、『労務管理その他の労働に関する一般常識』、『社会保険に関する一般常識』は全然ダメだ と感じました。


(3)本試験:昼休み

午前の試験が終わると、午後の試験の着席時刻までの約1時間が昼休みです。

持参した弁当を自席で食べ、総まとめテキストなどをパラパラと見ます。

決して午前の選択式のことは考えないようにしました。


(4)本試験:午後の部(択一式)

そして午後の部が択一式。

1問あたり,5つある選択肢から「正しいのは?」や「誤っているのは?」を1つ解答することを基本とする問題です(中には,正しい組み合わせの肢を選ぶ「組み合わせ問題」,正しい選択肢または誤った選択肢の数を答える「個数問題」もあります)。

「択一式」は,13:20~16:50の210分で行われ、とても長いです。でも時間が足りないです。
なので模擬試験での 解答かもこの順番の模索や、時間配分の練習はマストです。

択一式は計10科目出題され,1問につき1点,合計70点満点になります。

択一式の基準点(いわゆる足切り)は,原則として「総得点70点満点中45点前後正解,各科目10点中4点以上正解」です。

特に重要なのが「各科目10点中4点以上正解」ので,1科目でもこれを下回ると、その時点で不合格(基準点割れ)となります。
こちらも「補正」(救済措置)がなくはないですが、ほぼありません。

択一式は労働基準法・労働安全衛生法から順番に解いていったのですが、全然手応えがなく、自信持って答えられた問題がほぼありませんでした。

頭の片隅にチラッと『今年もダメかな』との考えがよぎりつつ、3科目めの雇用保険法あたりから、頭がボーッとするというか、少し熱があるのかな?という状態に。

そのあたりから、記憶が曖昧というか、記憶が薄い感じでした。

合格後にこのことを思い出すと、ゾーン(ものすごく集中した状態)に入っていたのかな?と思いました。

ちなみに、予定どおり、試験時間の半分くらいの15時頃に、手を挙げて試験監督の方に連れられてトイレに行きました。


(5)本試験:終了

択一式を時間いっぱい使って回答し、最後の5分でマークミスがないかの確認をしました。

問題紙に書いた自分の回答とマークシートの塗りつぶしをチェックし、解答ズレもないことを確認して試験時間が終了しました。


書き終わらないので、試験場を出たところから、改めて書き留めたいと思います、、





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?