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ウェルビーイングと先人の知恵から学ぶカラダの本来の能力

「縄文時代」

人類の起源は縄文時代にある。私たちの祖先は二足歩行を選択し、肩甲骨の画像を肩甲骨の可動域を広げることで、運命を築き上げてきた採取や狩猟による生活そのものが体を動かすことにつながり、体を動かすことが日常に溢れていることが、私たちの祖先から伝えられているカラダで理解ができる。


「現代社会と100年時代」

現代社会において、パソコン、スマートフォンなど、私たちの生活の中に必要とされているものは、本来持っている私たちのカラダの機能自体の質を下げていくことにつながっている。文明が発達することで身体能力をカバーする以上に負担をかけていることも知っていてほしい。縄文人たちの骨格から見ると膝や足関節の変形がみられたと言われています。現代人は逆に首や肩甲骨の可動域に制限がかかっている。この先私たちが100年時代と言われる時代を生き抜くためには、本来持つ身体の機能を取り戻し、それ以上に栄養や休養といった運動をしていない時間の質を上げることにもフォーカスする必要がある。その土地には、その土地のその土地で取れる食べ物や季節の感じ方は変わってくる。縄文時代といえば、土器や土偶といった現代人では、想像もつかないようなフォルムをした。芸術であり、日常生活で使われる食器とも言える道具があった。


「新潟の縄文文化は人類の成り立ちだ」

今日は新潟県にある国立県立歴史博物館にやってきました。新潟といえば、御米屋お酒といった食べ物が名産であるが、新潟と言えば信濃川があり、この信濃川沿いから発掘されている時が火焔型土器である。縄文時代は14000年ほど続いたと言われ、その間に高音多湿な時代もあったり、氷河期もあったりしたため、あらゆる気候を生き延びた人類が縄文人だと言われている。この時代は基本的には採取をしていたことから果実や木の実などを食べて暮らしていたと言われている。やはりカラダを伸ばして果実を取る必要があったり、道具を使って狩りするといったことに長けていたのではないかと言われる。新潟の雪がたくさん降る魚沼地域でも縄文遺跡を発掘されており、何十メートルも積もったはずの雪の中で暮らす人がいたりしたって言うところはすごく不思議だと思うところだ。


「縄文人と現代人」

歩く事は、自分が持つ重心を前方に移動させて行っている移動術であり、その際に姿勢を維持する筋肉や高重力筋を利用してカラダを安定させたり、稼働させたりすることによる推進力から、姿勢を維持するための筋力や重心をとることにに付随して、神経や骨の位置が適正なポジションに入っていることをニュートラルポジションと言われている。ニュートラルポジションは、人、それぞれ生まれ持ったものやライフスタイルによって様々である現代社会において垂直壁面の考え方があるため、どうしても私たちは良い姿勢と言うと垂直な考え方を持ってしまいます。しかし、縄文時代からあるように、私たちのもともとの社会には垂直と言うものが存在せず、文明の発達とともに、垂直の考え方が生まれたと考えられています。その考え方を私たちの姿に当てはめると言う事は、カラダの過緊張を生んでしまう要因の1つであると考えます。


「アンバランスと過緊張」

筋のアンバランスとその過緊張があることによって、炎症や痛みが発生すると考えられます。使いすぎてる部分と使いきれていない部分、このアンバランスな状態でいることこそがコリや痛みの原因の1つであると考えられており、私たちが伝えているいい姿勢と言うのは重心が取れた。ニュートラルポジションの状態であり、このポジションにおいて動作が抑制される事はなく、いついかなる時でも重心移動ができるような状態でいるという。このような理想的なポジションが必要であり、垂直壁面で立っている状態から一歩を踏み出すことは困難なものになり自分の重心移動をこなせるためのポジションを脳や神経を使って肌に伝えていくような運動が必要必要であると考えられている。


「自然環境のあらゆる状態によって、私たちは進化を遂げてきた」

日本人は特に世界一座っている時間が長いと言われています。健康寿命の観点から見ても歩行をすると言う事は、その一つ一つの動作が運動であり、一歩の質を上げていくことが運動であります。歩く前の姿勢を維持するために、呼吸をするときに鼻から吸っているとか、口から吸っているのか胸に入れているかとか。一つ一つの動作にフォーカスしていく事が私たちが伝えている運動とある。これを3大運動機能と言い、これらは誰に習うことなく、私たちが人類として成長していく過程の中で身に付けているものだ。人が環境に合わせて変化と進化をしてきたように、私たちも日々のライフスタイルの中で進化もしくは退化をしている。一つ一つの行動を見直す事ができれば、30年後、40年後のライフスタイルが豊かになっていくと考えており、古く縄文時代から続く私たちのこのフォルムは、時代の変化とともに変わっていくものではなく、持続していくものであると考える。※縄文時代は、狩猟橋梁、最終に支えられた10000年以上の歴史を持ちます。


執筆者

迫 慶太(さこ けいた)1981年生まれ/愛知県名古屋市出身/角田浜在住/経営者/ウェルビーイングコーチ/運動指導家/ブランディングディレクター/ブラジリアン柔術家/大学卒業後、カンボジアで働く。シドニーのパーソナルトレーナーカレッジ卒業、2014年にSACO WORKOUT WELLを新潟にて開業。現在は、新潟を拠点に東京、福岡、愛知で活動する。ライフスタイルを豊かにする為に、日常が運動になるカルチャーを発信し、企業への健康経営サポートや企業タイアップのライフスタイルイベントを開催中。

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