声を出そうかね
社会的共通資本って概念があることを知った、これまで知らなかったのだから、物を知らない人間だなー自分って思う。
宇沢弘文先生が提唱した概念だそうで、この先生1991年にヨハネパウロ2世に御進講をしている方だそうです。
有名な経済学者は数あれど、私は知らなかった、知らなんだー本当に、経済学を学んだわけでは無いので、知らんのは当然と言えば当然。
大学で経済を学んだ弟には、バカやから解らん的に言われてきたので、知っとる方が驚きなんじゃ無いかな。
バカやのにそんなの読めるの???なんてよく言われてきたけど、字を読めたら読めるんやあほ、なんて心の中で毒吐いてたっけ。
社会的共通資本とは「全ての人々が豊かな経済生活を営み、優れた文化を展開し、人間的に魅力ある社会を、持続的安定的に維持を可能にする自然環境や社会的装置」だそうです。
自然も文化もそれだけでお金を産んでくれるわけじゃ無い(生むと思ってる人も居るけどね)だからと言って蔑ろにしてはいけない。
結果的にはそれが自分たちの生活に返ってくる、お金じゃ無い何かとしてかも知れないけど、これって今流行りのSDGSなんじゃ無いですか?違いますか?どうなんでしょうね。
世の中は不条理だ、だからこそ資本主義はもっと多様性を受け入れるべきだ、それが強い成長の道を切り開く。
これが何十年も前に概念として考えられていた、そんな人居たんやー、だけでなく共産主義では無いのにそれを概念とするのが凄い。
子供や自然はお金が掛る、それだけにリターンが無いと資本家は考えがち、だけど目に見えるリターンでは無い物が有るんだよね。
確かに子供や自然がもたらす恩恵は、計り知れない社会資本だけど、それは経済学では把握しきれないものですもんね。
自然環境や電気や水道などの社会インフラ、教育や医療といった制度資本は財産として守り、持続的に維持管理をしていく必要がある。
何十年も前に行っていた先生の話を私達は聞いてこなかった、反省しきりである。
この歳になって今迄の自分の選択を思い返してみる、社会は自分の選択の方向性にはいかなかったけれど、それでも自分が選んだんじゃ無いから仕方ない。
そう考えてこなかったか?
今の自分は反省である。
反省ならばサルでもできる、そう考えてこれからは反省と共に、自分のしたい選択も発信していこうかと思う。
人間は拝金主義だけでは、大事な物を見失ってしまうかも知れない。
取り敢えずは選挙に行こうと声を出してみるか。
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