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ペットって言葉じゃ言い表せないよ

ツナ君をお迎えする時、私は最初反対したんだよなー、なんて考えながら見ていると、身体を擦り付けてくる。

可愛いな~。

朝の4時に起こされても、自分的には良いよ~、可愛いんだからね~、なんて甘々のあまである。

この子を初めて見た時、顔とかよりもその値段に度肝抜かれた、○○○万円、なんやて軽自動車買って保険払ってもお釣りくるやん。

なんとか止めさせようと、他の子ではあかんの?とか大変やでとか言ってみたが、長女は頑として受け入れない。

「この子と目が合って、この子でないと駄目なん、ちょっと値段が高いだけやん。」イヤイヤ、他の事一桁ちゃうし、チョットや無いで。

突っ込みも虚しく、彼女は貯金を叩いてお迎えした。

元夫が猫を飼うんやったら、家から出て行けと言ったりして、その通りに家を出て、最終的には私が離婚したりして、ツナ君で人生が変わったんだよね。

今では娘達とは衝突も有るけど、この可愛い子と離れたくはない、ペットって子供よりも大事にするかもしれない。

「どうしてもこの子じゃなきゃダメ。」と言ってお迎えしたツナ君だが、その長女が出て行って、甘えん坊は加速している。


朝の甘え時間のツナ君。

猫を飼うと言われて、お金が掛るし、世話も大変だし、きっと簡単じゃないよなと思って居た。

実際に彼は朝4時に起こしに来るし、病気で定期的に目薬を差したり、気に入らない猫砂は使ってくれなかったり、大変なことも多い。

だけど、それを差し引いても余りある可愛さで、我々を癒してくれる、癒し要員としてはピカイチなのです。

これって私だけが思って居るだけじゃ無くて、他の国でもそうみたい、日本でも勿論でしょうけどね。

英国ではペットの為に出費をいとわない人が増えて、英国のペット用品のラグジュアリー市場が盛り上がっているのだそうだ。

家計のやりくりに困っても、ペットには何か買ってやりたいと思って居る人が増えてきているようです。

ペットに何かを買ってあげるのは、ペットよりも人間の満足感を刺激して、それで達成感が有るのかも知れない。

ペットは家から出たら自分では生きていけないから、してあげたいという気持ちも膨らむのだろう。

確かに我が家もそこ迄裕福なわけじゃ無い、ツナ君をお迎えする時に、家を借りたりツナ君のお金を出したりして、貯金を叩いたからね。

それでも彼と離れた生活は考えられない、だってそうでしょ、もう家族なんだから、出て行った長女が信じられない、あんなにツナ君が良いって言っていたのに。

ペットはもう単なる愛玩的な物で無くて、ちゃんと家族だとしみじみ考えて、偶に咬まれている私である。

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