「未来を予測できなければ、コントロールせよ」だそうですよ。
娘が彼氏とこれからの人生をどうするか、なんて話をしているのを聞くと、なーんにも考えてこなかったなー、自分の人生って如何なん。
短大に入った時には、卒業したら何処かに就職して、仕事しっかりして生きて行くって考えていた。
結婚とか子供とか考えて無かったんだよね。
2年生の夏休みに夫(今では元夫ですが)を紹介されて、あれよあれよと結婚まで行ってしまった経緯はロマンスでも何でも無くて、何となくだった。
それから、最初は家事と子育て、何年かしたら会社の仕事もしつつ、気が付いたら30年以上経っていた。
人生って何時の間にか過ぎてるんだよね、やりたい事や持ちたい時間って流れるのが早い。
「エフェクチュエーション理論 」ってのが有るらしい。
なんだーそれって考えていると、「未来を予測できなければ、コントロールせよ」という考え方らしいですよ。
これは起業家に向けての言葉らしい、そうです未来は予測できない、でも予測出来ないなりに対応しようとする、それが大事なんだそうです。
負けない事投げ出さない事逃げ出さない事信じぬく事って感じになるのかな。
未来予測、それは市場調査という形を取ったり、新しいトレンドを探すという探求だったりする。
けれど基本的に未来は予測不可能な物なのですよね、それにお金を費やしていくのは無駄じゃ無いかという話。
結婚当時、会社の仕事をし始めて、このままじゃ赤字垂れ流しの会社になってしまうと思った。
何とかしようと思って夫に聞いてみる、どうするの??
「俺もな、企業診断とかして貰ったんやけど、このままじゃ先細りや言うだけやったんや、じゃあどうしたらええんやと言うと、それはご自分で考えてくださいって言うんや。金の無駄やった。」と答えた。
いやいや、そこ考えるのあんたの仕事やん、その言葉を飲み込んで、じゃあ何か新しい事始めようか、色々提案したよね、基本的に初期投資が少ない物、それに対して夫は。
「それは絶対に儲かるのか、儲からんのやったらやるだけ無駄や。」
おいおい、商売に絶対なんか無い、それやったら何にもできへん、それに私や子供がそれに掛かりきりになったら、俺一人でここの仕事するのかって怒る。
にっちもさっちも行かないって、この事を言うんだね、未来は予測できないけど、取り敢えず一歩を踏み出さなきゃ始まらない。
でも予測不可能な未来は怖いんだよね、その頃の自分に言いたい、未来が予測不可能なら、自分でコントロールして、未来を制御するべきだってね。
これからも出来ると思うけどね、何が有るか解らないからね。
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