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SNSの悪夢

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SNSの所為で悪夢に陥った男の話です。
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#クリエイターフェス

【小説】SNSの悪夢

立花は次を考えていた、後2人だ、まだ続きが有る、1人目もSNSで投稿してゆくが、あと2人も…

内山祥子
7か月前
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【小説】SNSの悪夢

スーパーに行く前は忙しい、家族全員が出かける用意をしているからだ、私も時間に追われて、朝…

内山祥子
7か月前
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【小説】SNSの悪夢

朝になると早々と起きるのが習慣になっていて、今日も立花は5時から起きていた。 時間が有る…

内山祥子
7か月前
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【小説】SNSの悪夢

調べていくと集中するのは昔の悪い癖だ、パソコンに向かうと画面から目が離せない。 昔、パソ…

内山祥子
7か月前
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【小説】SNSの悪夢

セキュリティ万全のエントランスを抜けて、1人には広すぎる家の玄関の前に着いた。 「この家…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

ぎこちない乍らレジが終わった、こんな時間に仕事しているんだから、疲れているのかも知れない…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

『思わず、アッと言ってしまった。』自分がSNSで非難した相手だ、何気なくもんくを書いたあの人だ。 あの時はイライラしていて、非難するのなら誰でも良かった、テレビの中の人なんて、お金稼いでいるんだから、ちょっとぐらい当たり散らされても良いんじゃない。 そんな気持ちで書き込んだんだ、確か本当の事を知らないくせにとかいっていたかな。 本当なんてどうでもいいんだよ、だってさ、私にしたら鬱憤のはけ口でしかない。 不倫が嘘だったんなら、ちゃんと記者会見とかして、言い訳するよね、ま

【小説】SNSの悪夢

1時間走っただろうか、身体と心だけに、気持ちを向けて走っている時間は、気持ちが良いものだ…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

2人がホテルに入ったのを見届けて、家に帰ることにした、朝からずっと見張っていたから、何だ…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

「もうお帰りですか?」残ったビールを見て、店長が声を掛けてくる、確かに少ししかビールは飲…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

「何になさいます?」低い声で自分に戻った、さて何を飲もう、酔うといけないのでビールにしよ…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

最初は少し後を歩いて居た女性が、いつの間にか体を擦り付けるぐらいに男に近づいている。 男…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

人間食べていると喋らない、食べながら話す人も居るらしいが、大概が食べるに集中する。 隣で…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

会社に入ったら、直ぐには出てこないだろう、こちらもカフェでも入ってゆっくりしよう。 そう考えてビルの見える位置にあるカフェに入ってゆく、昨今の流行りの明るくて注文しやすいカフェで、ビルが見える側に大きな窓が有った、中ではホンの小さい音でポップスを掛けていた。 「いらっしゃいませ。」女性が水と使い捨てのおしぼりを持ってくる。 この店にはモーニングセットがある、それを注文する人が多いのか、直ぐに「お決まりですか?」の声。 「後で良いですか?」座ったばかりなのにと思いながら