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休憩が終わると、あと半日の仕事がある、携帯はバックに仕舞って、もう一度レジに立つ。 ここ…
誰でも休憩の時間はのんびりしたい、レジから出ると直ぐに休憩室に行って、お弁当を食べながら…
何度目かのコーヒーを飲んで、レジをチラチラ見ていた、居なくなっているな。 そうか、もう数…
朝からなんだか視線を感じた、走っている時にも見られていた気がしたし、レジに入っても視線を…
マンションから出て、女が走っている、立花は付けるために家から出て走った、家に居るといつも…
『よし分った。』心の中で呟いた、こいつがSNSで叩いていた人間だろう、立花は気持ちが高揚し…
マンションは毎日大勢の人を内包して、吐き出して居る、立花はその人たちを全員写真に撮っていった。 最初は面倒だと思っていたその作業は段々と面白い物に成っている、仕事を始める時に最初は嫌な部分しか見えないが、ある程度すると慣れてきて面白くなるそんな感じだ。 今の自分の仕事と言えるのは、ここで投稿者を見つける事だ、他に無いのかと言われたら悲しいが、実際のところ他に何もない。 自分お好きな仕事をして、自分の理想の家に住んで、自分の理想の妻を娶る、それを少しづつ叶えてきた。 夢
転居のごたごたが収まって新しい家に入る、昔は引っ越しと言えばワクワクしたものだが、今回は…
暗くなってくると、前のマンションに明かりが点く、自分もそろそろ家に帰ろう。 まだ売っては…
「ここだとプライバシーはちょっと保てませんが、それでも宜しいんですか?」顔を覗き込んで聞…
住んでいた家を片付けて、見張るマンションの前に立った、ここを拠点にするのだ。 不動産屋が…
さて何をしたらしいか、立花は先ず家を何とかしなければと考えた、そこは早くしなければならな…