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SNSの悪夢

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SNSの所為で悪夢に陥った男の話です。
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2023年10月の記事一覧

【小説】SNSの悪夢

立花は次を考えていた、後2人だ、まだ続きが有る、1人目もSNSで投稿してゆくが、あと2人も…

内山祥子
7か月前
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【小説】SNSの悪夢

スーパーに行く前は忙しい、家族全員が出かける用意をしているからだ、私も時間に追われて、朝…

内山祥子
7か月前
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【小説】SNSの悪夢

朝になると早々と起きるのが習慣になっていて、今日も立花は5時から起きていた。 時間が有る…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

調べていくと集中するのは昔の悪い癖だ、パソコンに向かうと画面から目が離せない。 昔、パソ…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

そう考えると、すぐに取りかかるとするか、新しく作ったアカウントで、あの二人を乗せよう。 …

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

セキュリティ万全のエントランスを抜けて、1人には広すぎる家の玄関の前に着いた。 「この家…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

ぎこちない乍らレジが終わった、こんな時間に仕事しているんだから、疲れているのかも知れない。 最近こそアルバイトをしなくなったが、昔は仕事が無い日はアルバイトを入れたりしていた。 夜は疲れているが、この時間働くと時給が多い、他の仕事と掛け持ちだと時給が多いのは有り難い事だった。 それでもレジの仕事はクレームが多くて、社会の最底辺なのかも知れないと、自分をあざ笑った時期も有った。 人は職業に貴賤は無いという、それが如何だ、現実にはストレスの捌け口として使う奴の多い事、多い

【小説】SNSの悪夢

『思わず、アッと言ってしまった。』自分がSNSで非難した相手だ、何気なくもんくを書いたあの…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

1時間走っただろうか、身体と心だけに、気持ちを向けて走っている時間は、気持ちが良いものだ…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

2人がホテルに入ったのを見届けて、家に帰ることにした、朝からずっと見張っていたから、何だ…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

「もうお帰りですか?」残ったビールを見て、店長が声を掛けてくる、確かに少ししかビールは飲…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

「何になさいます?」低い声で自分に戻った、さて何を飲もう、酔うといけないのでビールにしよ…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

最初は少し後を歩いて居た女性が、いつの間にか体を擦り付けるぐらいに男に近づいている。 男…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

自分はタバコは吸わないから、煙草を飲む人間は違う人種だと思っていた、身体に悪いのが解っていて、手放せないのだから。 だけど、ちょっと違う様だ、狭い場所で煙草を飲んでいるのを見ていると、あれは精神安定剤なんだと思った。 ライナスの毛布、いや子供のおしゃぶりの類なのかも知れない、自分には解らないが、物に頼る必要があるのだろう。 2人はタバコを吸い終わると、火をもみ消して自分たちのビルに入っていった。 『モラルってのは無いんだな。』これだからと言ってしまいそうになる、これだ