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「ラインズ」(ティム・インゴルド著)と「Lines」(金沢21世紀美術館の展覧会)と「lines」(松田行正構成・文)
私は、このところたくさんの線を描いた作品を作っています。ですので「ラインズ 線の文化史」という本があると知った時は、これは読まねば!と思いました。 『線』をあらゆる角度から考察し、そこから人間の歴史や生活を紐解くという大変興味深い本です。 張り切って取り掛かったはいいけど、これがまた私には読みづらくて。 どの章も内容は面白いのだけど、考察が次から次に湧いてくるというか、言葉がどんどん進んでいってしまう。それを追っていくと、その章を読み終わったときに「さて、なんの話だったっけ」