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私が私に許可をしたので、今日も美味しいお茶を飲む

引き続き『となりの雑談』のお話。 Ep.3「イン・ザ・泥」からの連想。 サクちゃんの話の中で「自分で自分に許可を出す」という感覚が思い当たりすぎて、赤べこのように頷いた。 私が私に許可したことは「迷ったときに好きな方を買ってよい」ということだ。 貧乏育ちゆえか、買い物は必要最低限、売り場で1番安いものを買う習慣があり、親元を離れてもその癖は抜けなかった。 今でもブランドやメーカーの名前に疎い。流行りのコスメも美味しいスイーツも、私のアンテナは拾わない仕様にカスタマイズし

    • ライブ嫌いの元バンドマンがお薦めしたい最高のメタル映画

      好きなものを薦めるのが苦手だ。 良さを言葉にできないし、テンション上がってさらに意味不明になるし、相手の評価に無用に傷つくし、逆にお薦めされた作品がピンとこないと、薦めた人に会いづらくなるし。 世の中の人はなぜあんなに無邪気に「これオススメ!」と言えるのか。 と常々思うが、これだけは言わせてほしい。 映画『ヘヴィ・トリップ』は最高であると。 人を選ぶ作品なのは百も承知。 「これが好きな人とは仲良くなれる」的な、個人的リトマス紙映画として掲げてゆきたい。 伝え方がわからな

      • 陰キャ上等。あの景色を再び私目線で

        今、がっつりはまってる『ぼっちざろっく』。 ここまで順調に陰キャ歴を重ね、バンド経験者でもある私の為のアニメですか?というくらい、刺さりまくっている。 マジで友達いないバンドマンのチケットノルマとか、苦行だから。いろんな意味で泣ける。 古傷をえぐりながら、それでも観てしまった。 痛い。痛くて最高だ。 作品自体や、主人公の所属する『結束バンド』の楽曲の素晴らしさは各方面で語られていて頷くばかりなのだけど。 私のお気に入り曲は『忘れてやらない』 卑屈になるとか、いつか見返し

        • 根菜の国の人だから

          となりの雑談を、土グループの一員として、とても楽しく聴いている。何より、天から降りてきた組のスーさんと土組のサクちゃんは、双方の通訳をしてくれてるようで、根菜国民としては希望がみえる。 今日は、ep6を聴いて思ったこと。 適応するために相手に合わせてはきたけど、どこかの段階で、表面的に合わせてる自分とは違う自分もいることに気づく。そこで苦しくなって症状化する人もいるし、それを生きづらさとして抱えている人も沢山いると思う。 偽装がそこそこ上手になると、時々私を妙に理想化する

        私が私に許可をしたので、今日も美味しいお茶を飲む

          私の計画が完璧すぎる件について

          自分を信用してないので、わりと細かい計画を立てがちという話を書いた。 時々、計画通りにいきすぎてコワイこともある。 たとえば半休をとり、携帯ショップでのプラン変更→市役所で書類をもらう→銀行の手続きの三段めんどくさい案件がすべて滞りなく済んで丁度ランチの時間を迎えた時の、自分の見通しの完璧さに、我ながら驚いたり。 私は私の秘書としてのキャリアが長く、たいへん優秀なんだけれども、いかんせん私専属なので、つぶしがきかない。 計画が完璧にはまってしまうと、脳内計画だけを強く

          私の計画が完璧すぎる件について

          世界と自分を信用できないとマイルールは増えてゆく

          ジェーン・スーさんのAERA連載「良い副作用もあるけれど、世界と自分を信用しすぎるべからず」が、同僚に対して思ってたことそのまま過ぎて、びびった。 通勤電車は何かしらで15分~30分は遅れることを見越して家を出る結果、ほぼ毎日30分は早く職場に着き、いろんなことを忘れないように何重にもリスト化&リマインドしている私にとっては、「目の前で電車が行っちゃって」とか「あれ今日までだっけ!あぶないあぶない!」みたいな人が、とても無防備に見える。ノーガードだなー。 同時に、そのノー

          世界と自分を信用できないとマイルールは増えてゆく