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ライブ嫌いの元バンドマンがお薦めしたい最高のメタル映画

好きなものを薦めるのが苦手だ。

良さを言葉にできないし、テンション上がってさらに意味不明になるし、相手の評価に無用に傷つくし、逆にお薦めされた作品がピンとこないと、薦めた人に会いづらくなるし。
世の中の人はなぜあんなに無邪気に「これオススメ!」と言えるのか。

と常々思うが、これだけは言わせてほしい。
映画『ヘヴィ・トリップ』は最高であると。

人を選ぶ作品なのは百も承知。
「これが好きな人とは仲良くなれる」的な、個人的リトマス紙映画として掲げてゆきたい。
伝え方がわからないので、観た人にしかわからない、刺さるポイントを羅列するが、許してほしい。

・人生を☓☓に例える親父
・作曲シーンのメタル曲イントロドン
・唱えたくなるジャンル名
・メタルは鎮静剤
・パシの涙メイク
・ヴァイキングの交通手段
・ユンキの客席ダイブ
・アー写最高

残念な大人が必死になる話に弱い。
ダメであればあるほど、いい。
自分もライブが憂鬱なバンドマンだったので、ビビるトゥロの気持ちがわかる。
てか結成12年て。何してたの。

ヤバTのこやまくんも、人見知りすぎてお客さんと一生目合わないって言ってたしな。
普段大人しいのに音楽の力で豹変しちゃう系の民が愛おしくてならない。

真顔で白塗りを貫き、常にぶれないパシのメタル愛も熱い。空気なんて読まずに好きなものを好きと全身で表現していこうぜと言われてるような。

毎年年末にブーストサウンド上映してたことを初めて知った。今年は絶対行く。

私が暴れていたら、誰かそっとヘッドホンを被せてメタルを聴かせてほしい。

#ヘヴィ・トリップ
#ハマった沼を語らせて
#終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタル
#私の取説

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