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Photo by
masuno_shota
陰キャ上等。あの景色を再び私目線で
今、がっつりはまってる『ぼっちざろっく』。
ここまで順調に陰キャ歴を重ね、バンド経験者でもある私の為のアニメですか?というくらい、刺さりまくっている。
マジで友達いないバンドマンのチケットノルマとか、苦行だから。いろんな意味で泣ける。
古傷をえぐりながら、それでも観てしまった。
痛い。痛くて最高だ。
作品自体や、主人公の所属する『結束バンド』の楽曲の素晴らしさは各方面で語られていて頷くばかりなのだけど。
私のお気に入り曲は『忘れてやらない』
いつもの鐘の音も 窓際に積んだ埃も
教室の匂いだって
絶対忘れてやらないよ
いつか死ぬまで何回だって
こんなこともあったって 笑ってやんのさ
卑屈になるとか、いつか見返してやるとかではなく、教室の片隅で鬱々と見てた机の穴も、しばらく洗ってないカーテンが風にはためくのも、クラスに居場所がない幽霊みたいな気持ちも、そのまま、それが私の歴史なんだと、前を向くような感覚になる。
戻れたとしても、私は私のまま、誰と代わることもなく、また同じ景色を見たい。
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