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日本百名山

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日本百名山の踏破記録をまとめます。
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2021年12月の記事一覧

1992年版九州百名山の歩み㏌よっちゃん12座目祖母山-13座目傾山

1992年版九州百名山の歩み㏌よっちゃん12座目祖母山-13座目傾山

九州を代表する山々です。初登は21歳時、もう51年前の記録です。Noは山行ナンバーです。1969年9月23日からの通し番号です。

12座目祖母山初登りは13座目傾山への縦走の時でした。                No27昭和45年10月8~12日 職場山岳部5名
神原~祖母山~九折小屋~傾山~三ツ尾~鉱山跡~上畑。初めての本格的な縦走。

祖母傾山系には23回登っています。うち祖母山13回、

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日本百名山の歩み㏌よっちゃん6∼8座目

日本百名山の歩み㏌よっちゃん6∼8座目

22~23歳時の記録、50年前のお話、若かったな(笑)Noは山行ナンバーです。

6座目No52石鎚山 1971(昭和46)年7月29日~8月1日 3名 30日 西条→瓶が森→土小屋
31日 土小屋→石鎚山天狗岳(ブロッケンを初めて見る。)→堂が森→梅市→面河渓

上は2019年

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日本百名山の歩み㏌よっちゃん5座目奥穂高岳

日本百名山の歩み㏌よっちゃん5座目奥穂高岳

No46奥穂高岳 1971(昭和46)年4月27日~5月3日 7名の記録
4/28 徳沢幕営  4/29 停滞  4/30 涸沢BC  5/01 奥穂高岳
5/02 北穂高岳→涸沢岳→BC   5/03 下山

写真は当時のものはほとんどないですが、報告文は当時の記述です。

今度の合宿は、SAC・企業山岳部合同では最後になるかもしれない。心中複雑である。私が入会する以前からの問題であるが、SAC

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日本百名山の歩みINよっちゃん1∼4座目

日本百名山の歩みINよっちゃん1∼4座目

100座目から77座目まで遡って投稿してきたが写真データがなくなり古い写真のプリントのみとなり、個別の投稿が難しくなった。山日記に「日本百名山の歩み」(ワード文書)があったので、これを基に振り返ってみたい。添付の写真はプリント写真をデジカメで撮り直したもの。

日本百名山著書の初刊は1964年7月だが、まだ存在を知らなかった。知ったのは随分と後のことだ。

1・2座目No2久住山~阿蘇山 1969

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活火山浅間山・黒斑山へ。日本百名山79座目。

活火山浅間山・黒斑山へ。日本百名山79座目。

『・・・わが国で火山の代表と言えば、浅間と阿蘇である。いつ頃から噴き始めたか知らないが、それは今日に至るまで絶えることなく煙をあげている。浅間山は煙と共に生れ、今も煙によって名を博している。平常は薄い白雲かと見紛うようなおとなしい噴き方だが、時々堪忍袋の緒を切って大あばれをする。最近二十年間だけでも、大小の爆発は千八百回以上に及んでいるという。昔からの浅間山の噴火史を辿ったら、莫大な回数になるだろ

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奥秩父三県境の甲武信ケ岳へ。日本百名山78座目

奥秩父三県境の甲武信ケ岳へ。日本百名山78座目

解説では『甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)は、山梨県・埼玉県・長野県の3県の境にある標高2,475mの山で、奥秩父山塊の主脈の中央に位置する。甲武信岳(こぶしだけ)とも呼ぶ。 甲州(山梨県)、武州(埼玉県)、信州(長野県)の境にあるのでこの名になっているとされる説が有名だが、山容が拳のように見えるからという説もある。千曲川(新潟県に入ると信濃川)、荒川、笛吹川(釜無川と合流し富士川となる)の水源の地。頂

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奥秩父の盟主金峰山へ、日本百名山77座目

奥秩父の盟主金峰山へ、日本百名山77座目

『われわれ山岳党の大先輩木暮理太郎氏に次のような言葉がある。

「金峰山は実に立派な山だ。一人秩父山脈の中にざん然頭角を抜いているばかりでなく、日本の山の中でも第二流を下る山ではない。世に男の中の男を称えて裸百貫という諺があるが、金峰山も何処へ放り出しても百貫の貫禄を具えた山の中の山である。」

金峰山に対してこれ以上の讃辞はあるまい。私もそれに賛同する。秩父の最高点はこれより僅か数米高い奥千丈岳

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北海道1400㎞ドライブ山旅と観光

北海道1400㎞ドライブ山旅と観光

日本百名山を目指した山旅はトムラウシと雌阿寒岳を登った。もう一つの幌尻岳は林道土砂崩れで断念し観光に振り向けられた。2006(平成18)年8月 山仲間4名の記録です。

投稿に際して現時点でレンタカーで移動した距離を検索してみたらなんと総走行距離は約1400Kmもあった。佐世保から東京まで約1200㎞、福島県郡山まで約1400㎞だ。写真が主の報告です。

20日 佐世保⇒福岡空港⇒新千歳空港⇒(レ

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日本百名山81座目、北海道阿寒岳へ

日本百名山81座目、北海道阿寒岳へ

No848北海道日本百名山の山旅(トムラウシ・雄阿寒岳) 2006(平成18)年8月山仲間4名の記録です。雄阿寒岳に登った記録を投稿します。写真のみです。タイトル写真は公開画像の転写です。

20日 佐世保⇒福岡空港⇒新千歳空港⇒トムラウシ温泉⇒登山口
21日 トムラウシ登山(12月10日投稿)⇒十勝清水⇒阿寒湖キャンプ場

22日 キャンプ場⇒登山口5:30→5合目7:40→雄阿寒岳山頂8:40

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二度目の北海道。大雪山の奥座敷「トムラウシ」へ

二度目の北海道。大雪山の奥座敷「トムラウシ」へ

『トムラウシを眺めて初めて打たれたのは十勝岳からであった。美瑛富士の頂上から北を見ると、尾根の長いオプタテシケの彼方に、ひときわ高く、荒々しい岩峰を牛の角のようにもたげたダイナミックな山があった。それがトムラウシであった。それは私の心を強く捕らえた。あれに登らねばならぬ。私はそう決心した。

その次、大雪山の最高峰旭岳の頂上から今度は南の方に、快晴の秋空に屹と立っているトムラウシを見た。やはり立派

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日本百名山83座目 黒部五郎岳に登る。

日本百名山83座目 黒部五郎岳に登る。

「黒部五郎は人名ではない。山中の岩場のことをゴーロという。五郎はゴーロの宛字で、それが黒部川の源流近くにあるから、黒部のゴーロ、即ち黒部五郎岳となったのである。北アルプスには、ほかに野口五郎岳がある。二つのゴーロを区別するため、黒部と野口を上に冠したのである。・・・」と深田久弥は著書「日本百名山」で記述している。

2007年9月親子登山の続きです。

15日入山し薬師岳に登り、16日雲の平、17

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天気に恵まれなかった黒部源流歩き

天気に恵まれなかった黒部源流歩き

2007年9月17日親子登山の続きです。雲の平山荘を出発。予報とおり小雨模様である。昨日も素晴らしい景観は少しだけ。晴れれば残りの庭園は見られたはずだが残念な空模様だった。黒部源流に下って、三俣山荘に登り、黒部五郎小舎まで短い行動時間でした。

6時20分雲の平山荘を雨具着用で出発する。

昨日は「アラスカ庭園」「奥日本庭園」を通過した。山荘近くの「祖母庭園」「アルプス庭園」「ギリシャ庭園」は雨で

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天上の庭「雲の平」その素晴らしさは殆ど体感できませんでした。

天上の庭「雲の平」その素晴らしさは殆ど体感できませんでした。

2007年9月親子登山の続きです。15日薬師岳に登り16日薬師沢小屋に下って雲の平へ。雨にたたられ360度の素晴らしい景観や周辺の庭園も殆ど見られず、早々に雲の平山荘に逃げ込み半日を過ごしました。タイトル写真は公開画像の転写です。

これから14年が経過し、この間何度かもう一度と企画しましたが再訪問は実現していません。遂に膝不調となりもう行くこともないかも、寂しい限りです。

雲の平山荘HPより引

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重量感溢れる薬師岳。日本百名山82座目。

重量感溢れる薬師岳。日本百名山82座目。

2007年9月16日親子登山の記録です。次男坊が東京から引き揚げて、再就職までの間に大きな山登りをしたいと話が纏まりました。この頃の山日記は至って簡単なものだ。山名、期間、メンバーなどのみとなっている。この親子登山も二人にとっては貴重なものだが、残念ながらその様子を記述していない。

『薬師岳は、白馬や槍のような流行の山ではないが、その重量感のあるドッシリした山容は、北アルプス中随一である。ただの

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